「せどり」って知ってる?
- カテゴリ:日記
- 2010/09/26 22:44:56
ウィキ先生によると、
「せどり」とは、「現在では新古書店等で安く売っている商品を、主にインターネットを利用して転売する事を「背取り」と言い、背取りをしている個人や業者を「転売屋」「転売ヤー」などと呼ぶ。この場合の「背取り」とは、本の背表紙に由来する。」
結構、中古本を利用します。まず、アマゾンで欲しい本を調べ、その中古本価格を確認します。そして、近所のブックオフを3軒位回って、欲しい本がアマゾンの中古本価格+250円(配送料)より安かったら、買います。
ブックオフのセールの時に、次へとまとめて大人買いをしている人を見かけましたが、それが「せどり」をやっている人だったのですね。
図書館で、せどり関係の本がたくさん置いてあるのを知り、何冊か読んでみました。図書館には当然本大好き人間が来館し、自分の蔵書も多いはずですので、自分で古本の商売を始めようか、と考える人も多いのでしょうか。亡くなった母も本好きで退職した後は古本屋をやるのが夢でしたが、結局、本の目利きができないので、あきらめましたが。
読んだ本の中で印象に残ったのは「大金持ちも驚いた105円といy大金」という本。著者は、予備校の教師をしていたが、58才でリストラに合い、残った住宅ローンを返済するために、この道に入ります。
ブックオフをはしごして、せどりで本を買い込み、本をクリーニングし、価格を決めてアマゾンのマーケットプレイスに出品し、注文があればプチプチで包装し、本を発送する。そうした体験談と共に購入した本の感想などが織り込まれています。
また、この商売は肉体労働で若い人には薦めないことなど率直に書いています。著者は、この本以外にも何冊かの本を執筆していますが、せどりをする中で自分の書いた本が100円コーナーに並んでいるのを見かけたときが一番つらい時と本音を吐いています。
試しにアマゾンでこの本を調べると、定価1.150円が中古本で750円と検討しているのですが、「タダで大学を卒業させる法-やりくり親子、意地と度胸の大作戦」は絶版で、中古本価格は1円でした。
しかし、このかたはエライですね。尊敬します。