☆丸いちゃぶ台
- カテゴリ:その他
- 2010/09/15 00:45:22
これは漫画「巨人の星」で有名になった感があります。頑固親父が気に入らないことがあったら、食器もろともひっくり返すという話の展開は昔の日本映画やドラマにもしばしば登場したと思います。
このちゃぶ台最近ではあまりみかけなくなりましたが、時々骨董品として売られているようです。また、家具屋でも時々売られているそうですが、聞くところによると昔と違って合板が使われることがほとんどだそうで、昔の雰囲気のあるものはほとんど作られていないそうです。(なんとなく残念です)
ところでこのちゃぶ台の歴史ですが、意外にも明治時代の半ば頃から一般家庭に普及していったそうで、輸入された西洋文化の中にあった腰掛け用のテーブルを真似て作ったものらしく、座って使用できるように工夫された和洋折衷の家具だったそうです。
さらに、ちゃぶ台はそれまでの膳に比べてかたづけの手間が少ないこと、家族が向きあって食事ができるということから、大正時代には、身分とか位とかいう格式を取り払った一家平等を象徴する民主主義の家具として庶民の中に普及していったそうです。
昔はちゃぶ台で食事をするときに、あぐらをかいているとすぐさま「行儀が悪い」としかられることもあったそうですが、家族が一つのちゃぶ台を囲んで食事をするというほほえましい光景があったんですよね。
お話を伺って思い出しました^ ^
おとんが一人暮らし始める時に買うた物らしいから、30年以上前の物やわ。
そのちゃぶ台の上にPC置いて今打ってます^^