~争いのない世界~*懐かしき妹との再会Ⅲ*
- カテゴリ:自作小説
- 2010/09/13 20:37:50
玲が光属性の魔法を放つと、月は基地ごとテレポートして消えた。
今までのことはまるで夢を見ていたようだったが、
戦いでつけた傷や服装を見れば夢じゃないと思う。
無事、召喚族の仲間を助け出し、召喚族の里に戻るのだった。
玲「藤堂玲です。お開け下さいませ」
召喚族の里に戻ると、まずは大ババ様の家に行って報告。
そのためにコンコンと玲はドアをノックした。
大ババ様「玲か。現状の報告をしろ」
玲「はい。えっと、私が修行中美波たちに会い、月の基地まで行って…」
玲は身の回りで起こったことをすべて話した。
すべて話し終わると、ちょっとだけ付け足す。
玲「月は基地ごと消えた、となると、月はまたどこかで悪さをするでしょう。以上です」
大ババ様「そうか。で、玲が言ったその不思議な服装とは何のことだ?」
玲「説明しにくいんですけどね~…、だからってもう一度あの姿にどうやってなるか…」
玲がそう話すと、いきなり大ババ様の家のドアが開き、玲の妹・煉が吹っ飛んできた。
小さな体を宙に浮かせ、玲の頭に飛び乗る。
玲「煉…重い」
煉「お姉さま遊んでくれるって言ったもん」
玲「今それどころじゃないから、外で…あっ」
頭に乗っていた煉を振り落とそうとすると、煉が玲のカチューシャを持ったまま落ちた。
すると、月と戦っていたときにきていた『不思議な服』に変わったのだ。
大ババ様「それが例の『不思議な服』か」
玲「カチューシャが取れたら変わるって…」
一体いつごろにごく普通のカチューシャが、服装の封印を解くカチューシャになったのだろうと思った。
玲「でも『不思議な服』って呼び方もちょっと…」
煉「お姉さま、その服になるときの掛け声ってありませんでした?」
玲「掛け声?」
煉は急に考え始めた。
何を考えているか姉の玲でも全く検討がつかない。
煉「じゃあ、『アンロックコスチューム』ってことで」
悩みに悩んだ結果、煉は勝手に名前をつけた。
玲「『アンロックコスチューム』…、うん、いいんじゃない?」
玲はそういうと、皆は賛成と言った。
これからも使うかもしれないこの衣装。
その呼び方にしっくり来て、なぜか自然と顔が微笑んでいた。
玲「さて、色々話したし…これからのことも考えないと」
玲は煉が持っていたカチューシャを頭につけ、元の姿に戻って煉の頭に優しく手を乗せた。
星姫「これから何が起きるか用心しないとですね」
塑羅「それもそうよね」
星姫はニコニコ笑っていた。
全くもって無神経って感じに思える。
一方、玲との戦いに敗れた月は、別のところに基地を作り、新たな作戦を考えていた。
月「ふむ…、何かいい作戦はないかしら?」
月は一人ボソッと玲たちのデータを見ながらつぶやいた。
何処で入手したか分からないデータを隅々まで見ていた。
急に手を止め、あることに気がついた。
月「そういえば、あいつらに苦手な属性なんてあったのよね…。だったら、まずはこいつがいいわね」
月はそういって、指を鳴らし、家来を呼んだ。
月「変化を得意とするあいつをここに読んで頂戴」
家来「かしこまりました」
家来はそういってフッと消えると、月はデータを見ながら怪しげな笑みを浮かべる
月「今回の作戦で勝つのはこの私よ…。覚悟なさい…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~終わり
終わった;
そして疲れた;
今でもプレッシャーに潰されそうですw
では感想待ってますノシ
いつも見てくださって有難う御座います^^
お礼しましたっ⌒✿
神業?
全然凄くないですよw
もちろんオリジナルで御座います^^
いやいや、遊び半分で考えてる小説ですし~
授業中暇だから偶然思いついたものを書いただけですし~
でも面白いといわれると嬉しいです^^
だとしたら、すごいです・・・!!!!!
おもしろいですよっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!