りえちゃんの冒険の書
- カテゴリ:日記
- 2009/03/02 11:33:34
りえちゃんの冒険の書
親父がいなくなって3年、そして16歳の誕生日の朝を迎えた。
「りえちゃん!早く起きなさい!王様がお待ちかねよ!」
身支度をさっさと済ませ、王様のいるお城に向かった。
そして程なく王の間にたどり着いた。
「おお、勇者の血を引く者、りえちゃんよ。この日が来るのを待ちわびたぞ。
早速だが、悪の大魔王『デスピサロ』を倒してきてほしい。
旅の資金100Gを用意した。では頼んだぞ。」
あまりに理不尽だと感じはしたが、とりあえずお店に向かった。
「へい、いらっしゃい!」
店主「お!これから旅に出るりえちゃんじゃないか!町の中じゃお前の噂でもちきりだよ。さぁどれにする?」
りえちゃん(・・・武器を買うか・・・防具を買うか・・・100Gだしな・・・。やっぱり旅はバランスかな・・・。)
りえちゃん「棍棒と布の服と薬草2個ください。ちょうど100Gですよね」
店主「う~ん・・・それでも悪くないけどちょっと非力だよな。よし、ここは応援も込めて奮発して、300Gするこのくさりがまを100Gで譲ってやるよ!これならスライムごとき一撃だぜ!」
りえちゃん「武器だけじゃちょっと・・・さっき言ったのください」
結局、サービスしてくれたくさりがまを買わず、棍棒と布の服と薬草2個を買ってしまうりえちゃん。
当然、くさりがまを買ったほうが得だったのだが、自分の判断が正しいと思い込んでしまうりえちゃんの人柄を思わせる1シーンであった。
旅の支度を終えいよいよ町の外へでるりえちゃん。
りえちゃん「えい!とう!」
スライムを倒した。1EXP、1G手に入れた。
りえちゃん「やぁー!それ!」
スライムを倒した。1EXP、1G手に入れた。
りえちゃん「えいやーー!」
スライムを倒した。1EXP、1G手に入れた。
りえちゃん「・・・・・・200G貯めようと思ったらあと197匹のスライムを倒さなきゃいけないのかぁ・・・・なんか飽きてきたなぁ」
りえちゃん「よし、金をたくさんもってそうなモンスターを探しにいくぞ!」
しばらく遠出していくと
りえちゃん「お!あそこの橋の向こうに金色に輝く何かがいるぞ、いくしか!!」
近寄ってみるとモンスターだ!ゴールドマンだった!!
身構える前にモンスターの攻撃!痛恨の一撃だ!ズビシィ!!
りえちゃん「ぐはぁ・・・・・」
瀕死の重傷を負ったりえちゃん、とにかく一目散に町に逃げ帰った。
コツコツとレベルアップやお金を貯めることが出来ず、飽きっぽいところがあるりえちゃんの性格が伺えたが、地道にレベルアップはしておくべきだったようだ。ちょっとこのままではいけないと思ったりえちゃんは、旅の仲間をルイーダの酒場で集めることにした。
酒場で色々と話を交わした結果、異性には目が無い僧侶と、追っかけがついてくるイケメン武道家と、ナイスバディな女戦士と共に旅に出ることになった。
幾多の苦難を乗り越え、成長していくりえちゃん。
立派な勇者として名を馳せていったわけだが、それまでに数々の名場面があった。その中で特に思い出深いエピソードといえば・・・
スライムのスラリンを仲間にした時の事だが、最初の10レベルくらいまでの成長率にかなりビビった。
仲間が死んだ時、ザオラル10回やっても生き返らなかった。
・・・語りつくす事は出来ないが、世界に名を馳せるだけの十分な活躍があったようだ。
そして旅はクライマックス、ラスボス『デスピサロ』の間に到着したりえちゃん達。
デスピサロ「よくぞここまで来た。まずは誉めてやろう。ではかかってこい!」
仲間の1人が攻撃を繰り出し、それを見て慌てて攻撃するりえちゃん。
仲間の活躍もあって力を合わせてラスボス「デスピサロ」を倒したのである。
そして世界に平和が訪れたのである。
その後のりえちゃんはというと・・・
旅を終えたにもかかわらず、ついつい見ず知らずの民家に入り、タンスや引き出しをあさり、ツボを投げつけて壊している所を目撃され、その後の長い人生を獄中で暮らし、物語は幕を閉じた。
出演
勇者:りえちゃん
制作:やん
※ドラクエな内容ですが、販売元のスクエア・エニックスとは一切関係ありません。
(クリア時間) 52時間
全滅した回数 82回
はぐれメタルに逃げられた回数 122回
冒険の書が消えてしまった回数 7回
ぱふぱふした回数 3回
ギャラ ドラゴンキラー 2本
はがねのつるぎ 4本
銅のつるぎ 8本
ひのきの棒 16本
(約36084G)
此処から見れるよ→ http://yan-cocktail.sakura.ne.jp/hp/uranai/dq/