世界の終わり、あるいは始まり
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/09/08 20:24:49
気がつけば、今日が小説ブログでオマケのもらえる最終日だった。
最近はもっぱら図書館で月2~4冊程度借りて読んでます。
読んでいるのは主にミステリで、新しい本は人気があるため、
もっぱら中途半端に古いものばかりですね。
で、とりあえず一番最後に読んだ本の感想みたいなのを。
世界の終わり、あるいは始まり (2002) / 歌野晶午
自分の息子が連続誘拐殺人事件に関与しているのではないかという疑いを抱いた
父親の苦悩や葛藤を描いた作品。
父親の心境や考えが、これでもかと押し寄せてくる作風になっているので、
その視点で自分も色々考えさせられるのではあるが、
逆に言うとある意味「くどい」。
私のように真夏のクソ暑い時期に読むと、後者の捕らえ方をする人が多そう。
で、その後のオチは随分とあっさり。
読後感はちょっとムズムズするというか、しっくりこないというか、まあ良いかというか…。
なかなか人に勧めるのは難しい1冊ではないかと思います。
ミステリというよりは、社会派小説みたいな感じ。
そういう点ではいい小説だとは思います。
でも一番三国志に接したのはゲームですかね。(^^;
あ、後、水滸伝も読みました。こちらもゲームの影響でしたが。
中国の話はスケールがデカイですよねぇ。
時代ものが好きで…
特に好きなのは 「三国志」と「史記」。
横山光輝から吉川英治まで読み漁りましたよ。(苦笑)
壮大でかつ繊細な人間模様が 面白かった。
「史記」の蘇武と李稜の話が 好きでした。
人間生活のお勉強になりました。 私はどっちの生き方かなぁ…