「砂糖玉」に薬効はない。
- カテゴリ:ニュース
- 2010/09/08 12:41:50
とうとう「砂糖玉」扱い。そりゃ、「砂糖玉」 に薬効があるなんて言ったら、薬事法に触れますわな。
「のど飴」のほうが、ず~っと、まし。
しかし、5年前にも同様の指導を受けたにもかかわらず、ほとぼりを冷ましてまた同じことをしているってのに対して、罰則はないのかね。
ホメオパシー療法で普及団体の関連会社が誇大広告 都が立ち入り調査 - BIGLOBEニュース http://news.biglobe.ne.jp/social/080/san_100908_0806770755.html
それこそ、昔は多くの子どもを産んで、その中で少数が生き残るという状態でした。戦前の世代なんかはそうですよね。病気や栄養不良で幼くして死んでしまった兄弟姉妹がいることは、ごく普通のことだったと思います。
それが、ここ数十年で様変わりし、戦後の混乱期を抜けて以降、医療や農業にかかる技術の進歩とともに、子どもが死ぬことがほとんどなくなったんだと思います(と、思います。資料を見てないので、何とも言えません)。
そのためもあって、「死」が身近にないことが普通になり、科学技術の恩恵を受けていることを意識しないで済むことになって、科学技術の恩恵を忘れてるんだと思います。
あと、「不本意なお産云々」については、やっぱり、どこか歪んじゃってるというか、未熟というか……。子どもを育てるってのが、ペットというか、おもちゃ感覚なんでしょうね(ペットだって生き物だから、おもちゃ感覚で扱うのには非常に抵抗ありますけどね)。
「親」になるのに失敗が許されない状況ってのも、しんどいとは思いますけど、「親」になるのは覚悟がいるもんだと思います。
医療介入なしだと十中三くらいは、こどもか、産婦か、両方のその後の人世か命に関わる事態になるそうなのに。
自然なお産派のなかには「不本意なお産だとこどもへの愛情がわかない」云々主張する人もいて、そんな、ひとつ気に入らないことがあるだけでこどもを受け容れないような人は、親になるべきではない、と思います。
私もその記事を読んだ覚えはあります。怖いなと思う反面で、助産施設が悪者にされてる気も。
助産施設が悪いわけではないんですよね。際どい言い方をすれば、「新生児の命」よりも「自分の主義・主張」を優先した助産婦がそれだけ居たってだけで。
一昔前にあった水中出産とかもそうですけど、「自然なお産」ってのは、自然な分、新生児の死亡がほとんどない現在の出産とは次元が違うってことを理解した上で行わなきゃいけなんじゃないかな。
自然な育児ってのもそう。やっぱり、出産・育児に伴う危険性は覚悟しなきゃいけないと思う。
なんて、どちらも未経験(出産は無理)な私が言ったところで、説得力はないかも知れんが、人間以外の動物なら、かなりの数の生き死にに付き合ってきた経験があると自負してるので、ちょっと偉そうに言ってみた。
日本人はとくに横文字に弱いからねえ~(^_^;
これからはマスコミこぞって「砂糖玉」呼ばわりしたらいいかも。
>5年前にも同様の指導を受けた
全然知りませんでした。ほとぼりが冷めてよみがえってきたのでしょうか。
私が読んだ新聞では、36の助産施設で新生児にビタミンKではなく「砂糖玉」を
処方していたとありました。
怖すぎる~(>_<)
出産は助産施設じゃなくて普通に総合病院を選ぶべきですね……
ちなみに「ビックスドロップ」はあめ玉のようにおいしいですが効きますよ♪