Nicotto Town



最悪

奥田英明の犯罪小説です。
「空中ブランコ」とか「家日和」など短編集は好きでした。

これは町工場の社長、チンピラみたいな青年、銀行勤めのOLが
それぞれ日々の不満からちょっとずつちょっとずつ
壊れていく、そして最後に絡んでいく話。

ほんの帯に「まるでハリウッド映画のようだ」とあり買ってみました。

町工場の社長の度重なる不幸というか、
周りから責め立てられ、断れず、忙しい中どんどん落ちていく様が
一番苦しかったですね。
ぬかるみにはまっていうというか、蟻地獄にはまってもがいてるというか。

本当に最後はどうやって落ち着くのか。

伊坂幸太郎の「陽気なギャングは・・・」を思い出しましたが
なんか、もっともやもやした終わりかた、すっきりしない気がしました。
いや、すっきりしてはいけないということか?


じれったいというか、社長がどうなるか気になって読み進めた本です。
社長、叱りたくなったわ(笑)
でも、かわいそうで。
銀行や、クレーマーなんか、ほんと腹たったわー。






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2009/03/01 22:36
くれーま・・・・・怖い(涙)・・・・今日も親子で沢山来た。

結構、犯罪小説好きだよね。京極さんは最近読んでる?

銭ゲバ見てるけど・・・内容が私には怖い。



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