☆水仙の育て方 その1
- カテゴリ:その他
- 2010/09/03 00:29:49
水仙はヒガンバナ科の球根植物で、春咲きの球根植物の代表といえるでしょう。原産地は遥か地中海沿岸地方で、かのシルクロードを経由して来日しました。しかし、元々生命力が強く日本の風土に合っているので、育てやすいのが特徴です。花壇に植えたり、切り花にしたり、ポプリに使ったりと色々な楽しみ方があります。
しかし、水仙は「ナルシスト」の語源でもありますが、水仙のイメージとナルシストはどうも結びつかないのですが…。
水仙の花言葉
黄:もう一度愛して欲しい
ラッパスイセン:尊敬
球根の選び方
水仙は多くの種類があり、よく12種類に分類されることがあります。花の色、形、咲かせたい時期等を考え、好みのものを選んでください。
また、球根を入手するときは、手に持ってみて重みのある大き目のものを選んでください。そして、分球していないものの方がいいでしょう。
球根の植え方
植付け時期は、夏の終わりから秋の始めのまだ暖かい頃が適当とされています。ただし、温暖な地域ではもう少し遅らせて、秋の半ばに植えた方がいいそうです。一般に、水仙は一度冬を越させる必要があります。
しかし、一部の水仙(秋または冬咲きの種類)は、冬を越させなくてもОKです。つまり、室内でも大丈夫です。
また、花壇やコンテナに植える場合は、球根同士が接触しない程度に寄せ植えしても大丈夫です。深さは、球根が隠れる程度にしてください。
育て方
殆どの品種は日当たりのいい所で育てる必要があります。室内で育てられる品種もありますが、日当たりが悪いと花つきが悪くなるので鉢植えの場合は気を付けましょう。
水仙の水遣りは注意してください。水はたっぷりと与え、水を切らさないことがポイントになります。
肥料は少なめで結構です。また、球根植物一般に言えることですが、窒素肥料が多いと夏場に球根が腐りやすくなるので、花壇に植えっぱなしにするときは注意してください。
簡単にいうと、泉に映った自分の姿に惚れて、泉から離れられなくなって、
そのまま死んでしまったが、亡骸が見つからなくて、傍に咲いていた花が、水仙だったというお話らしいですね。
なんだかナルシストとはほど遠い悲しい話の気もします。