駄目絶対音感、のようなもの
- カテゴリ:日記
- 2010/08/28 21:39:13
ずいぶん前のことだが、TVで洋画を見ていてショックを受けた。
主役俳優の吹き替えをしていた声優さんが、聴いただけで誰だかわかったから。
わかっちゃったのだ。聴き憶えていると思ってなかったのに。
近年は財力・気力・根性の上に体力も足りなくて名乗る気がないが、でも、わたしは多分ヲタクがかった人間なのだと思う。
が、最近は声を聴いただけで誰だかわかる声優さんは減っている。
女性声優さんには誰だか判然としない人が増えた。
高くて可愛らしく、でも個性が強い人は昔に比べて減ったように思える。
男性声優さんでちょっと聴いただけで「あ」と思うような人は、年齢が高くなってきて、訃報を聞くことが多くなってへこむ。
自分も年を感じるわけだよ。
で、聴き憶えてると考えてなかった声で「あ、○○さん」と気づき、新聞で確認したら正解だったので、正直たじろいだ。
ベテランで、折り目正しい二枚目声だけど特に注意していたわけじゃないのに。
いわゆる駄目絶対音感やつか。
これはもう、救われないレベルなんかな~、と落ち込んだよ、おいら。
ちょっと視点をかえるなら。
声優さんの声以外のところでこの、駄目絶対音感みたいなものを感じたことはないだろうか?
顕著なのは絵。ペンネームがかわっていても、作者名が明記されれていなくても、好きな描き手の絵は気づかないだろうか?
絶対とは言わないまでも、あれ? とは感じるだろう。
音楽などは、ミュージシャンによっては曲の導入が耳に入っただけで「お?」と気付いたりする。
「おかあさんといっしょ」だのアニメの主題歌だので「あれ?」と思うとやはりその人だった、なんてことは珍しくない。
TVCMで記名がなくても「絶対あの人だ」と思ったら、後に出たCDに入っていたりする。
文章の癖なんかは、文体模写されるとわかりにくいものの、ある程度は感じる。
特撮ファンの友人は、顔が出てない面組さんのアクションに「○○さんのきれいな回し蹴り!」と歓声をあげてたし。
かように「個性」というものは他者に強い印象をあたえるのだろう。
いずれも興味のない人にはわからないちいさな差異・特徴だろう。気付く者には、それが好もしく、いとおしい(ときには反感をかったり嫌われたりもするだろうが)。
人それぞれの癖・趣味・こだわり、なるべくしてそうある在り方が、他者に訴え、楽しませたりムッとさせたりしている。
見るとき・聞くとき・読むとき、もそっと意識してみると、きっと、もっと面白い。
自分が何に反応してるか、ちょっと注意してみようと思う。
皆さんも「あれ?」と思うなにか、ありますか?
声はやっぱり画像をみてないときの方がピンときますか〜。
銀英伝の外伝は見ていません。興味はあるのですけど。
『ドルアーガの塔』でのスチャラカな貴族で「ありゃりゃりゃ」になりましたw
うさぽんさん
好きなものは丁寧に工夫して扱う。そうでないものはつい無造作にしてしまう。
とても興味深いです。
『狼少年ケン』は見たことはありませんが、学校の体育会でかかってて憶えてました。
『原始少年リュウ』とか『海のトリトン』なんかも。……妙な学校かも。
家事をしながら「ん?今のナレーションは○○さんだよね?」てな感じです。
むかーし通っていたデザイン学校の先生が、生徒の好きな色を当てることができました。
彼曰く「好きな色は混ぜたり薄めたりしていろんな変化をつけて使い分けるものだからね。逆に、嫌いな色は、チューブから出したままの色を使ってたりする。」
それと同じで、好きなものは無意識のうちに細かく分類されているのでしょう。だからちょっとした違いでも見分けられる。
私の場合、CM他BGMではアンダーワールドやケミカルブラザース多いですね。すぐわかります。
あと、ロッテガムのコマーシャル「かむんとにゃんにゃん・・・」ってやつ。
「狼少年ケン」の主題歌のイントロですよね?ね?(古!!!)三丁目の夕日世代なら分かるはず・・・
続編OAVでは上手くなって怒られたという逸話がありましたっけ(^^;。
しかし、銀英伝のヤンを富山敬から引き継いだ時は、ミスマッチぶりが可哀想でした・・・。
アニメ→ドラマ、ドラマ→アニメ、ドラマ→ドラマ、色々パターンはありますが、
たいだいが、画面を見てない時に”ん?この声は・・・”と気付きますね。
僕が観ない番組を、隣の部屋で嫁さんが観てる時なんかが多いです。
で、ネットでマッチングして、”おお、やっぱり~”って感じですね(^^)。
食については思ってもみませんでした。けど、確かにあるはず。
探偵ナイトスクープなんかで、懐かしい味を求めて調査……とかしてますね。
コミックの絵では、もとアシスタントの漫画家さんがデビューしたら、
昔のアシの仕事の絵で見分けがついちゃったりすることなんかも、ありますね。
それにしても20〜30人は凄いです。
その中のひとつ 食べた瞬間 あっ 子供のころ食べてた味っ
すぐにわかったーー
もうだめですw 「この声は 誰々ね」まですんなり行き着けばいいですけど、
誰だっけ~~~で止まったら、映画の内容が入ってこなくなるw
声に気付ける女性声優さんは少ないです。
いかにも、なアニメ声は確かに抵抗あるときも。
とはいえ、最近のジブリ等の声優さん以外が担当、というのも微妙なことが多いです。
滑舌が悪くて台詞が聞き取れない、みたいな人は勘弁してもらえないかと。
akaneさん
流行の歌はまったくわかりませんorz が、確かにアニメの音楽は結構気付きます。
ふと気付くと、好きなミュージシャンの方が主題歌担当していたり。
曲調、どうして気付くのでしょう? 指紋のように「その人だ」と明確な時がありますよね。
t2さん
CMみてニヤニヤしたりとかありますね〜
ツレのなかにはTVを見ててボソッと口にする人間がいるのが困りもので。
小声で「あぁ、マダオだ……」はやめて欲しいw
ぢょほほんさん
基本ですか? ならば、最近は多少基本を疎かにしている気も……w
そりゃ気付くだろうと言われそうですが、憶えてると思わなかったのに気付いたのは
井上和彦さんでした。ほぼ判るかも(でも、ニャンコ先生は気付かなかったw)。
声に特徴がある男性声優さんは割と気付きやすいと感じます。
絵夢さん
ドラマで……ということは、声担当の方が、本業の役者で出演した時、お気付きなのでしょうか?
なんていうか、素晴らしい注意力・検索力だと思います。凄い。
声だけの時と、役者さんとして出ている時、どうも別々に見てしまうのか気付けません。
こんなこと書きつつわたしは、ボトムズファンなのに、郷田ほづみ氏の声・姿とも気付かなかったりしますw
ボトムズの頃、なんというか地の声であまり演技してませんでしたし。
今は時間も経ったし、演技できるようになって、良くも悪くも別人みたいですからw
あのドラマの何々役の人
あのオープニングの声と同じ人
なんてのはいつものことですね(^^)。
一度聴いただけの声や音でも、気になったものは、次に聴いた時に脳内でヒットしますねぇ。
絶えず動いている無意識の検索網みたいなものがあるんでしょうねぇ。
やっぱり人間って凄い(^^)。
(何の基本だ)
どの声優で気がつかれたのかによってもアレなのですが・・・
ベテランの声優は声に特徴があるから、すぐにわかるのではないでしょうか。
声は取替えの聞かない特徴的なものですから。
チャールズ・ブロンソンの吹き替えだの美味しんぼの海原雄山だので有名な大塚周夫と、スティーヴン・セガールの吹き替えだの、アナベル・ガトーだのネモ船長だのブラックジャックだのを演じている大塚明夫は親子ですが、やっぱり違う声ですもん。
CMを見てるときのナレーションでよく反応しちゃいます
浦安の大型テーマパーク内のアトラクションのアナウンスや
たまたま付けたニュースの特番の声などでも・・・
「駄目絶対音感」・・・納得です^^;
同じようなことに気づく友人と、作曲家さんの名前を入れて「○○節」などと言ってみたり。
誰かに印象を残せるほど強い「個性」を自分も持ちたいです。
苦手なものはあるなぁ~
最近の声優さんのアニメ歌
・・・どことなく何か基本となるぶりっ子を元に
真似したように同じような癖をあとからとってつけたように聞こえるので
好きじゃないです
レイトンの映画観にいって
クラッシックな音楽の曲を歌っているときの有名な女声優さんの歌声は
素直に聞いてられたのに
アニメ歌モードになったとたんに、嫌だ!と思っちゃったもん