☆謎の人物
- カテゴリ:その他
- 2010/08/28 00:37:16
本名「山口一」、別名「山口二郎」「一戸伝八」「藤田五郎」
さて、これは誰なのか分かますか?
新撰組の数少ない生存者、斉藤一です。しかし、その生涯は謎の部分が多く、非常に興味ある人物です。
天保15年(1844)に江戸で生まれたとするのが一般であるが、明石や会津の生まれする説もある(すでにここから謎が始まります)。
会津藩江戸屋敷にある道場で剣術の修行をしており、新撰組入隊以前からすでに会津藩の世話になっている(このため会津藩のスパイをしていたとの説もあります)。19才の時に誤って人を斬り、江戸から逃げるように京都へ行き、その後新撰組に入隊する。このあたりにも謎が多いが、剣の腕前は沖田総司、永倉新八に並ぶ剣客でかなりの腕前であったとされている。そのため新選組三番隊の組長、剣術師範も務めた。また、伊東甲子太郎が新選組を脱隊した時に間者として伊東甲子太郎らに同行し、その後粛清に加わる。
その後、新選組に復帰すると、山口二郎と改名し、戊辰戦争に参加する。この時、土方は旧幕府軍の指揮官になっていたので、代わりに新選組を指揮する。しかし、土方との対立から別行動をとり数名の隊士と会津に残留する。その後しばらくはまったく不明。
ここからがまた謎の多いところであるが、維新後は警視庁に入庁したが、藤田五郎と改名。これは命を狙われていたからとの説が強い。また、会津藩大目付高木小十郎の長女・時尾と結婚し、3人の子もうけている。
その後、西南戦争で抜刀隊として九州へ参戦し、かなり活躍したとされている。
西南戦争終結後は、守衛長、学校の庶務係兼会計係を勤めたとされているが、裏では警護役だったとされている。
大正4年9月28日没、享年72歳。
詳しくは知らないのですが、数年前にアニメにも登場していたそうです。どのようなキャラクターだったのか非常に興味があります。
明治維新絡みで壬生狼時代の事は殆ど語られてへんけど、面白いアニメでしたわ。