ボストン美術館展① 綺麗な王女様はお好き?
- カテゴリ:アート/デザイン
- 2010/08/12 21:31:01
ボストン美術館展の感想です。
肖像画が好き~♪
なので絵画展で肖像画があると、念入りに見る。
今回はバロック時代の肖像画の名手、ヴァン・ダイクのメアリー王女の肖像画があった。
王政復古のイギリス、陽気な王様と呼ばれたチャールズ2世の王女さまの絵だ。
モデルは、悲劇の女王(といっても、その不幸の種は自分で撒きはった)メアリ・スチュアートの玄孫にあたる王女さまだ。
艶やかな栗色の巻き毛と、潤んだ瞳のいかにもイギリス的美少女。
とはいえ、血の半分以上はオフランスな人なのだが^^;
水色の絹のビロードのドレス。
紗の生地のエプロン。
それを縁取る繊細なレースと華奢なレースの襟。
う~~ん。美しい。
これを余すことなく描きだしたヴァン・ダイクの技量に拍手!
そうそう。
そのあたりは、らてぃあさんの書かれてるとおりです。
その上、あの技量ですからね~。さすがとしか言えません。