-----------------------------これはフィクションです-------------------------

ＢＧＭ　竹内まりや　「駅」
http://www.youtube.com/watch?v=f_FQkPYFGK0

そうして親しくなった二人は　リアルのデート。

大人だから　自己責任。

電話番号　写真　メールで交換。

お正月休み、映画とお食事のデートに決まった。

有楽町マリオンの前で待ち合わせ。

写真を交換しているし　身長１８０ｃｍ

すぐに見つけてもらった。

　今はもう　悲しみも　苦しみも　なにもない世界に行ってしまった　パパ。わたしをおいて　一人でいっちゃうなんて　ずるい。思わず　涙があふれてきた。

そんなパパの　幸せだった時間がはじまったのね。

二人で相談して　選んだのは　

「　アバター　」

はじめての　３Ｄの作品。

パパは　朝早く出かけて　チケットを買っていた。

お正月は　映画の日と重なって　人気作品は　行列。

前の真ん中　いい席が取れたみたい。

パパはジュエリー作家。

はじめて会う彼女に　蝶のブローチを用意していた。

指輪は　まだサイズがわからないから。

１８Ｋに　小さなルビーの眼が入ってる。

初対面だから　あまり　気持ちの負担にならないようにと

ダイヤとか　高価な材料は使用してないけど　

ハンドメイド。

素直に　喜んで　受け取ってもらえた。

パパは　そういうときの　やりとりが苦手で

すっと　受け取ってもらえたのが　うれしかったみたい。

ニコットでアバターという言葉をはじめて使って

映画の「アバター」

なるほど　アバターだ　と　実感。

　私は　見に行かなかった。あの緑色の異性人の顔が苦手に感じて　見れなかったの。

映画が始まってしばらくすると　そっと手をにぎった。

すると　彼女も　握り返してくれる。

そのまま　ずっと　終わるまで　握ってた。

　パパは　もう　フォール・イン・ラブしてたのね。読んでるだけで　やきもち妬いちゃう。いじめられっ子で　不登校になり　
男性恐怖症になってしまったわたし。だって　学校に行かなくても　みんな近所に住んでる。自転車をパンクさせたり　ベルを盗られたり　みんな　あいつたちがしたのはわかってるし。パパだけが　平気な男性。お風呂もいっしょに入ってた。
だって　はじめに書いたように　パパが半分おんなだってわかってたからかな。

------------------------これはフィクションです--------------------