音楽業界の滅びの道
- カテゴリ:音楽
- 2010/08/04 11:29:02
昨日はGARNET CROWのCDとDVDを買いに久しぶりにタワレコへ行った。
札幌のタワレコは記憶が間違いなければ日本で最初のTOWER RECORDのはず。私が大学でモチャモチャやっていた頃、今とは違うビルの4階(だったと思う)に、タワレコが日本進出を果たすべく試験的な意味あいを込めて初出店したのだった。
当時は輸入盤と洋楽の日本盤しか置いてなかったような気がする。近くにはDISK UPというやはり輸入盤専門の半老舗店があり、私はそちらの方が安かったのでタワレコにはあまり行かなかった(DISK UPには980円とか1280円とかの安売りコーナーがあったのだ。その多くはカットアウト盤だったが)。
渋谷にもほぼ同時期にタワレコは進出し、やがて日本各地に広まっていった。
時代は移り、やがてレコードやCDが売れなくなってきた。2002年には日本のタワレコはアメリカと切り離された(理由はアメリカ側の不振)。大元のアメリカの方はその後2006年に破産申請をする。日本のタワレコは独自の道を歩み始める。
久しぶりのタワレコは、やはり少し寂しげだった。時間帯もあろうが(昼頃)、以前の隆盛を知る者にとって入荷日の火曜日でこの人出はないだろうと思うくらいだ。
さて、CDが売れなくなってきたのはダウンロードによる配信が増加してきたからというもっぱらの説。2,3年前にはそう言われてきていた。それが最近では違うようなのだ。
配信によるダウンロード数が落ちてきているという報告がある。モバイルも既に飽和状態を迎え、着うたや着信音の用途も頭打ちのようだ。
そういえば今年前半における、ミリオンを記録したアルバムが皆無という事実は象徴的だ。
結論。今までの形態の音楽は消滅しつつある。
理由。売れないから。
ミュージシャンはたいへんだ。今までも大変だという声はあったが、本当に大変な時期がやってきたということだ。
洋楽とはツウでいらっしゃいますね。廃業、撤退は淋しいです。暑いです。
>ひふーむさん
日を改めて論じます。こちらも煮えない日まで待っててね。暑いです。
ただ、最近よく思うのですが、
セルフカバー曲を含む、カバー曲の増加、
また、アニメ界でも過去作品のリメイク作品の増加、
映画界のコミック、小説などの原作物の作品化の増加というものに対して、
最近のクリエイターの方々のオリジナル作品の作成への熱意と言いますか、
底力の少なさみたいなものを感じて、ちょっと不安を覚えたりします。
それに対しての、自分なりの認識とか、理由づけをした場合に、
下記の意見を持ち出すのですが・・・・・。
やっぱり、危機的状況だと思わざるをえないのでしょうか。。。。。。。
なんて、煮えそうな環境で書いてますので、
発言も、ちょっと煮え気味ですね・・・^^;
お久しぶりです。
放置してないで遊んでください。
そっかあ、今日は暑いですね。
なつかしいっしょ。
そうですよねえ、著作権侵害ギリギリのyou tubetとそもそも違法なダウンロード。
セールスでいえば、聴く人の好みに特化したカテゴリー(たとえばアニメ系とか
クラブ系とかジャニーズ系とかヒップホップ系とか)の中だけの小ヒットの
羅列がヒットチャートを形成する。 → 当然大ヒットは無し。
オタク系はその中の一つのカテである。
そんなところでしょうか。
ガーネットが最初から今にいたるまで展開してきた戦略
ーアニソンーは有効でしたし、今の状況を正しく把握していたと思います。
お気遣いは有り難いですが大丈夫ですよ。ww
全体のマスが小さくなってる以上、固定支持層を持っている
アーティストは強いです。
ひひちゃんさんのご意見がきけて嬉しかったですよ。 thanks
>ひふーむさん
それについては異論を持っています。
メロディーライン以外の要素、
リズム、アレンジ(使用楽器や構成や曲調も含む)、
言葉の乗せ方、そして何よりも歌う人の声。
これらの単純な組み合わせは無限に近いものがあると思います。
似たような曲だなあ、と思わせる曲は
そもそも作り手側の力不足が主な原因だと思うのです。
去年ヒットしたJUJUの「明日がくるなら」(余命1ヶ月の花嫁・主題歌)は、
そのメインメロディだけを取り出せば40年くらい前の
ドップリべたべた歌謡曲と区別がつきません。
(具体的にどの曲とおんなじという意味ではなく、
たとえばうら若き倍賞千恵子が橋幸夫の横で歌っていたw
昭和30年代にはありがちなメロディーラインという意味です)
「明日がくるなら」はそこにR&Bのリズムと「宇多田式言葉乗っけ方」と
少々のアレンジで現代風に聴かせることに成功しています。
いくらでもなんとでも出来るはずだと私は思います。
>おのさん
たぶん、「一緒に音楽を聴く機会がない」からだと思います。
実はボカロは聴いてません。
Perfumeは聴いてます。
のっちがいちばん好きです・・・・・
>morichanさん
ホント音楽番組は減りましたね。
「ベストテン」とか「トップテン」とか昔は「ステージ101」とかありました。
FMはたいてい部屋にいるとき流しっぱなしです。
でもヒップホップがかかると消してしまいます。w
初出店だったんだね・・・。
それともFMを聞く時間も無くなってしまったからか、
私は最近の音楽を知りません。
だから、いい曲がすくなくなったようにも思えます。
昔みたいに色々な世代に愛される歌がなくなってしまったのはなぜでしょう?
ちなみに私はボカロで満足してしまってます^^;
頭打ちしてしまうだろうなぁなどと、ふと思ったりします。
しかし、理由はそれだけではないハズ!
今は娯楽が多様化し、昔のように誰もがテレビを見て、右にならえの流行を追いかける時代では
ないようです。なので、昔のような大ヒット曲が出ることは困難だし、スーパーアイドルの出現も
困難のようです。そして、音楽業界で、目に見えた進歩というのが感じられないのも原因だと
思います。
一方で、オリコンチャートではアニソンが上位にひしめき、カラオケランキングではボーカロイド曲が
ずらりと並ぶという事態になったりしています。正直なところ、業界はもうオタクの存在を見逃せなく
なっているのではないかなあ、と思いますw
私がガーネットクロウを知ったのは、確か名探偵コナンがきっかけだったような・・・。
こう言うと、たぶんファンの方はいい気がしないと思いますが、タイアップというのは売上げに
ものすごく影響するので、売れるためには避けて通るのは難しいんですよね^^;