【迎賓館赤坂離宮】

　地上２階、地下１階、延面積15.000平方メートル。
　明治時代に片山東熊以下、当時の一流建築家・美術工芸家が一丸となり、
　ヴェルサイユ宮殿を模したネオ・バロック様式の“お城”です。
　明治42年東宮御所として建造され「赤坂離宮」と呼ばれてきましたが、
　昭和43年12月から５年余の歳月をかけて昭和49年３月に国の迎賓施設として
　改修されたものです。

　　～その１からのつづき～

灼熱の広場から非難するように･･･いよいよ迎賓館内部へ♪
もちろん建物も正面からは入れません＾＾；正面右の入口から。

赤絨毯の階段を上がって、通路を歩きながら備品ひとつひとつを観察！！
なにせ、撮影不可なので眼に焼付けて帰らなくちゃ(・・ヽ) じー
床に敷かれた赤絨毯からモザイクが見えていたけど、本当はモザイクの通路？？
一定の間隔でテーブルランプが配置されていて、どれも見事な焼き物でした。

公開されている部屋は４部屋と２階大ホール。

・『彩鸞の間』（さいらんのま）
　　左右の大きな鏡の上とねずみ色の大理石で造られた暖炉の両脇に「鸞」（らん）と
　　呼ばれる霊鳥をデザインした金色の浮彫りがあることに由来します。
　　晩餐会の招待客が国・ 公賓に謁見したり、条約・協定の調印式や国・公賓とのテレビ
　　インタビュー等に使用されています。

　　白い天井に白い壁！部屋中に金箔の装飾！窓には赤のカーテン！
　　そして10枚の鏡で広く見せる効果を発揮して本当にベルサイユ宮殿のよう

　　　　*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ(ﾟ∀ﾟ)ﾟ･*:.｡. .｡.:*･ﾟﾟ･*!!!!!

　　なによりも溜息ものが黄金のシャンデリア！
　　「四部屋中一番小さい」と説明されてさらにビックリ(￣□￣;)!!
　　とにかく豪華絢爛な部屋でした＾＾；

・『花鳥の間』（かちょうのま）
　　天井に描かれた36枚の油絵や、欄間に張られた錦綴織、壁面に飾られた30枚の
　　楕円形の七宝などに花や鳥が描かれていることに由来します。
　　主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂で、130名の席が設けられます。

　　こちらの部屋は「彩鸞の間」とは打って変ってかなりシック！
　　16世紀後半の重厚なアンリー2世様式。壁は茶褐色のシオジ材で板張り、壁には
　　見事な七宝が飾られています。下絵は日本画家の渡辺省亭が描き、明治期の七宝
　　焼の天才・涛川惣助が焼いたものです。
　　改修の際にほとんどの装飾（ゴブラン織りなど）はリメイクされたのですがこの七宝
　　だけは当時のままらしいです。
　　そしてシャンデリア！1,125kgが３基ぶら下がっています。ヽ((◎д◎　))ゝ ひょえぇ～

・『朝日の間』（あさひのま）
　　天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車を走らせている姿」の絵に由来します。
　　国・公賓用のサロンとして使われ、表敬訪問や首脳会談等の行事が行われます。

　　16本のノルウェー産大理石の円柱、壁は京都西陣の金華山織、床には紫色を基調
　　とした桜模様の絨毯。フランス18世紀末の古典主義様式の白い壁に金の装飾ですが、
　　壁の織物や絨毯が若干、落ち着いた感じに。
　　そろそろシャンデリアにも見慣れてきた感じ･･･w(゜o゜)wマヒしてきました。

・『羽衣の間』（はごろものま）
　　謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300平米の曲面画法による大絵画が、天井に描かれ
　　ていることに由来します。
　　雨天の際に歓迎行事を行ったり、レセプションや会議場等として使用されており、晩餐
　　会の招待客に食前酒や食後酒を供するところでもあります。

　　こちらもフランス18世紀末の古典主義様式。白い壁には金の装飾で楽器、楽譜等が
　　あしらわれています。正面の中２階はオーケストラ・ボックス。舞踏会場として設計され
　　たことが偲ばれます。今でもたまにジャズコンサートが行われているそうです♪
　　またまたシャンデリア！こちら３基のシャンデリアは迎賓館で最も豪華なものでおよそ
　　7,000個の部品で組立てられていて、高さ3m、重さ800kg　　ｗ（￣△￣；）ｗおおっ！

休憩所で一休みし体力回復後、最後の南面庭園へ。
全面砂利敷きで、中央には見事な噴水や花壇。
庭では皆さんカメラマン。私も＾＾；つくづく晴れててよかった♪

当選はがきに”ヒールではなく歩きやすい靴でお越し下さい”とあったけど納得(d￣▽￣)
石畳と砂利には参りました。疲れたー(￣▽￣;)

出口ではお土産グッズが売られてました。ポストカードや写真集･･･
私も両親へのお土産に写真集を。（たまの親孝行）

皆さんも人生に一度は観てもいいでしょう。

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http://www8.cao.go.jp/geihinkan/index.html