Nicotto Town


厨二病もここまでだ!!!←は


~争いのない世界~*召喚族の天敵Ⅳ*

突然現れた黒マントの少女。
皆を守るため、玲は光の大剣を出す。
タイミングを見計らい、黒マントの少女に襲い掛かる。

玲「はぁあああっ!」
?「こんな攻撃で私を倒せると思ってるの?」
玲は大剣で襲い掛かり、黒マントの少女は小型ナイフを取り出して、その小型ナイフで大剣を抑える。
見た感じでは大剣のほうが有利だが、力では玲が負けていた。
黒マントの少女はナイフで大剣を弾く。
弾かれた大剣は宙に浮き、玲からだいぶ離れたところに刺さった。
玲は大剣を弾く力に押され、後ろに吹っ飛んだ。
玲「……このやろっ…!」
?「こんなところで時間を食ってる暇は無いわ。後でじっくりと相手をしてあげる。」
黒マントの少女は小型ナイフをしまい、再び指を鳴らす。
どこから現れたのか、同じ黒いマントを着ている黒マントの少女の家来が現れた。
その家来は、つるに巻かれた3人をどこかへテレポートで消えた。
玲「あっ!ちょっと待…」
?「邪魔よ」
3人を連れ去られ、玲は急いで立ち上がるが黒マントの少女の魔法でまた吹き飛ばされた。
黒マントの少女は吹き飛ばされた玲の反対方向に歩き出し、途中でテレポートして消えた。
玲「く…そ…!」
黒マントの少女が消えて1分たった後、玲はのそりと起き上がり、地面に座った。
玲「まただ…。前とは少し違うけど…、私の近くから居なくなったら同じ…。守るって言ったのに…。いつもいつも口走っておきながら、最終的にはこの通りだわ…。
 もう…、駄目ね…。召喚族Sランク失格よ…」
俯いて、声を震わせて言った。
周りにいつもいた人がいなくなると、かなりのショックでなかなか立ち直れないらしい。
そのショックはいつもだったら簡単に立ち直るが、今度のショックは、かなり大きくてちょっとやそっとでは元気になれないのだ。
しばらくして、玲は立ち上がり召喚族の里の方向を向いた。
玲「いつまでもクヨクヨしてられない…。3人を助け出す方法を考えなくちゃ…」


そのころ、黒マントの少女に連れられた3人はたくさんの機械がある部屋に入れられた。
?「貴方達はここに居るのよ。静かにしていなさい」
塑羅「待ちなさい」
3人を入れた部屋から出て行こうとする黒マントの少女を止めた。
塑羅「あんたは何の目的で私たちをさらったわけ?それに、名乗るぐらいの礼儀はないの?」
?「………」
黒マントの少女は振り返り、黙っていた。
すると、ずっと来ていた黒のマントを脱いだ。
そこには、黒のショートヘアー、白の袖なし上着と黒のスカート、肩に近い腕にリングのようなものがついていて、背中には白のマントを着けていた。
月「私の名前は麻栞月。気配でバレバレだと思うけど、私は召喚族の天敵、魔族の姫よ」
塑羅「魔族ですって!?」
魔族に何かされて、恨みでも持っているのか、塑羅の表情が怒りに変わっていた。
星姫「召喚族の天敵の人が、私たちに何の用があるんですか!」
星姫はそう叫ぶと、慧璃はゆっくり口を開け、言った。
慧璃「玲ちゃんを…おびき出す為ですね…?」
月「……」
図星なのか、月はまた黙った。
仕方がないのか、小さくため息を吐いていった。
月「そうよ。私は召喚族Sランクのあいつに恨みがあるの。そのために貴方達を人質にとり、おびき出すのよ。だから…」
慧璃「サイテーです!」
月が話している途中に慧璃は叫んでとぎらせた。
慧璃「あの優しい玲ちゃんが…、人思いの玲ちゃんが何をしたと言うんですか!」
月「貴方はあいつの本当の正体を知らないのね。だからそんなことがいえるのよ」
星姫「玲先輩の…正体…?」
月「そう。あいつの前世は何か知ってるかしら?」
塑羅「前世?」
月「あいつの前世は―――――――――――――――」

  「――――――――――――――――――世界を滅ぼす、悪魔なのよ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~続く
あ~、久々に書きました^^;

小説の更新は深夜だからできることなんですよね。

夜になって、周りがあまりうるさくないから、静かに考えられるんですよ^^

では、感想待ってます。

#日記広場:自作小説

アバター
2010/08/01 08:48
…… ̄▽ ̄;ゴモットモデス。

ま、玲にも色々過去と言うものがあるんです^^*
アバター
2010/07/31 17:49
慧璃の言うとうりだーーーーーーーーーーーーー!!

っていうかあんな優しいのが悪魔なわけがないじゃんか!!

たぶん、そこに紅葉がいたら怒鳴ってたと思うよww



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