Nicotto Town


ガラクタ煎兵衛かく語りき


読んではいけない


 明日の朝8:30で40代カテが終わる。それまでちっぽけな反抗は続く。


 今日はいささかキチャナイ話を書こう。美しいものだけを見ていたい人には勧めない。



 ハエ取り紙って知ってます? ハエ取りリボンてのもありました。50年近く前の私の生家には夏季限定だけどもそれが食卓の上にぶら下がっていました。夏です。ハエが普通に家の中を飛び回っていました。
   
   (【重要な注】我が家はごく普通の生活レベルだと思います)

 ハエ取り紙の表面には正体不明の粘着物質がビッチリと塗布されていて、運悪くそれにぶつかったハエはもう逃れることができません。吊るして最初のうちは鮮やかなアメ色がそれなりにキレイでしたが、次第にハエや小虫がくっついていって数週間経ってしまうと、それを形容するのに横溝正史か京極夏彦レベルのの筆力が必要な惨状になります。

 恐ろしいことに姉達は年に数回は間違えてそれらに頭を突っ込み、泣きながら母親に髪をはずしてもらっていました(私は幼かったので背が届かなかった)。


 その頃は当然トイレはボットンでした。深い深い奈落の底式でした。学校の帰り道によくその回収車と遭遇しました。「バキュームカー」という、今ではまったく聞かなくなった車です。そんな時私たちは『エンガチョ!』と心のなかで叫ぶのです。同時に鼻を無効化します。一瞬でも遅れると悲惨です。


 学校ではよく虫下しを飲まされました。年に一回は「ぎょう虫検査」という辱めを受けました。いや、今でもあるそうですが、昔は【モロ】でした。



 さて、時代は移り、衛生環境は劇的に改善されました。都会の住宅環境はハエをシャットアウトし、水洗化率も100%に近づいています。世の中は除菌ブームで、夜中に絨毯をファブリースするお母さんが急増しています。まな板もジョイ君が大活躍です。

 結構なことです。WHOも喜ぶことでしょう。



 でもなんだか、昔の子供たち、いや、大人たちでさえも、昔のほうが生命力に満ち溢れていたなあ。多少の雑菌なんかメじゃなかったなあ。不潔さが改善されるのはもちろん歓迎なんだけど、昔はいい意味で雑草みたいに転げまわっていたなあ。

  (【重要な注】半年寄りの懐古が見え隠れしてます)


 どうだ。内容のレベルwと共感を生むかどうかwはともかく、40代カテじゃなきゃ出てこない話だよ。



  (【重要な注】40代にとっては迷惑だとの声がチラホラ)

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2010/07/23 20:56
アハw
とっても、大盛況w
私も当然、内容はすべてOkなお年頃w

そうそう、ダンナ氏の叔母さん宅に遊びに行ったら、まだまだ落下式トイレが健在でありましたw
そして、息子の気持ちをちょっとだけ察したのち、無関心を決め込んだ、「黒い母」なのでありました…(ニヤリ
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2010/07/21 16:14
>ひひちゃんさん
おつりについては、
慣れてる人には極意というかコツがあるんです。
おしりになりたければw、某所で一晩語り合いましょう。
伝授して差し上げます。
そうですか。
お母様の存在で
「ハエたたきが肩たたきにあった」のですね。



またおこしくださいね。

>ちょこっと。さん
はい! 真面目なコメント恐縮しております。
もしかしたらお熱さんでしょうか?
心から心配申し上げます。
暑い時節、ご静養をお勧めします。
親分殿。

またおこしくださいね。
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2010/07/21 16:10
皆さん、熱いコメントありがとうございます。
ハエ取り紙とボットンに強い御関心があることがわかりました。

>Laiさん
あれー、くっつきましたかー。^^
落ちかけましたかー。^^;
  >首もすわっていない赤ちゃんを~
こういうことは男の私が逆立ちしても出てこない考察です。
そうですよね、少しづつ変わっていきながらも、
あるものは確かに改善され、
あるものは? のようなことが顔を出してきます。
我々のような年長のものが口を出すことは
場合によっては必要なのかもしれません。
またおこしくださいね。

>飛猿さん
懐かしいでしょー。^^
そうそう、食卓だけじゃなく、あちこちにありましたね。
ああーっ、トイレの鍵!!
そうでした! そんな話を聞いたことがあります。
考えてみれば当時は不思議でしたが、
子供だったのでよく考えませんでした。(笑)
そうなんですよ。
大腸菌は実はヒトと大切な共生関係にあるんですよね。
確かに悪い菌も多いですが、
「水清くして魚棲まず」の言葉もありますね。
またおこしくださいね。

>∞ちまり ∞さん
片足だけ・・・・・、(大爆笑)。
懐かしい思い出になっていれば良いのですが・・・・・。
ひよっこなんて、とんでもありません。
あんなものは記憶にない方が良いです。ww
ほー。「コバエホイホイ」ですか。
なんか可愛い名前ですね。
その「気になる」というのは、
イヤな匂いなんでしょうか?
それとも嗅ぎたくなるような匂いなんでしょうか?w
あ、(;´з`)ですね。(笑)
またおこしくださいね。

>黒うさぎさん
はじめまして。
スリッパを落とす・・・・・・・・・・。(爆)
人それぞれなんですね。^^
インコ!!  
人それぞれですが、日本では黒うさぎさんだけだと思います。
うわーっ、ねずみとり用ですか?
あれってかなり暴れるから、モノスゴイ有り様だったんじゃないでしょうか。
あ、まだ製造されているんですね。
見たいような見たくないような・・・・・。
またおこしくださいね。
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2010/07/21 08:02
そうですね
無菌状態が身体を蝕んでいるというお話もよく聞きます

子どものころ いなかにいくとハエ取り紙もぼっとんもありましたね^^
バキュームカーもありました・・・
そんななつかしい時代 思い出しました

きょうはまじめでしょ! たまにはいいでしょ?
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2010/07/20 21:30
私はアラサーですが、小さい頃母親の里のド田舎に行ったら、はえ取り紙も
ボットン便所もありましたw 田舎は何年か遅れていたようですw
本当に、おつりってくるんだなあ、と思ったことを覚えています(きたない・・・)

はえ取り紙、うちの実家でも昔は使っていたようですが、母のはえたたきの腕前が
神業級なので、現役引退してしまったようです^^;
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2010/07/20 21:05
お初です。私も小学生の頃はポットンでした。
何度スリッパを落としてしまった事か。
そしてインコも・・・・。(インコは全員助かりましたが)w
ハエとり紙も当たり前のようにぶら下がっていました。
更に我が家ではそれをネズミとりとしても活用していました。

未だにこちらのキャンプ場なんかではハエ取り紙は健在です。
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2010/07/20 19:10
うちのトイレも子供の頃はボットンでした。
バキュームカーって最近見なくなりましたね。
そういえば妹は昔、ボットンに片足だけ落ちたことがありましたが、
今となっては懐かしい思い出になっていることでしょう~^^
ハエ取り紙はあまり記憶にないので、私なんてまだまだひよっこなんですね。
今は「コバエホイホイ」なる便利なものが出回っています、
これなんとなく、すっぱい匂いが気になるのです(;´з`)
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2010/07/20 17:49
ブログ広場よりこんにちは^^
懐かしいです^^
実家は自営業だった為、今みたいな家でしたが、
祖母の家がそんな感じでした。
ボットントイレにハエ取り紙が吊るされてました。
近所だったので、よく祖母の家に預けられてましたので、良く覚えてます。
ボットンは子供が落ちると危ないから、といって、外からも鍵がかけられるようになってましたね^^;
ハイハイしている僕が入り込んで落ちないように^^;

バキュームカーもぎょう虫検査もありましたね!
みんな必死に息を止めたり、ダッシュしてました^^;

最近の子供は土遊びもしないので、大腸菌の数も少なく、お腹を壊しやすいとか。
除菌や清潔なのは結構ですが、大事な菌まで殺してしまっているんですよね^^;
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2010/07/20 16:39
ハエとりリボン 懐かしいです。私も リボンを吊るすときに くっついたこと あります...
汲み取り式のトイレに 落ちかけたことも...
でも エンガチョ は 言わなかったです。息は 止めてましたけど...
今は トイレも 洋式化され 茶の間も テーブルと椅子が 多くなり、畳の部屋も 少なくなり...
除菌効果のあるもの 除菌するためのものが多くなり...
神経質になったのかと思えば 首もすわっていない赤ちゃんを人ごみの中を連れ歩いたり...
常識も 変わってきたのでしょうか...
ちょっと 淋しい気もします...




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