ねじれ
- カテゴリ:日記
- 2010/07/12 23:57:23
選挙は結局また自民党が与党になってしまいましたね。
しかも、過半数割れ・・・
(でも、自民党が過半数越えの第一党与党だと衆参が真反対だからよけい混迷するのかな?)
各国からも冷ややかな目線・・・国民にも外国にも信用がない政府って、本当に政府なんでしょうか?と思ってしまう。
たぶん中東あたりだったら間違いなくシビルウォー(内乱)に発展してそうだけど、そうはならないのも非常に興味深い現象。
みんながみんな、あまりにも冷めきってるのかなぁ?
私自身、どうしようとも思えないし、そもそも永田町が他国の様にも思えて・・・
不思議です。
抽選というのはさすがにマズイとおもいます。
立法に関してそれはダメでしょう。
裁判員は一応、法に基づく司法への民主参加ですが、
立法とは端的に言えば善悪の決定ができる権限ですから、利己的であることに対してはまだ救済の余地があると思いますが、悪意あるものがその権限を持つことは絶対にあってはならないとおもいます。
それは独裁であり、破滅の始まりとなるでしょう。
変わることは必要ですが、それは他人に求めるべきものではないと思います。
皆が皆少しづつ善く変えてゆこうとすることが必要でしょうね。
誰かに、なんて言うのは、言い換えれば、あなたの好きなようにしていいよ、というマル投げ的意味合いともとらえられますし、こんなはずではなかったと、後で嘆くのは何とも無責任な話。
楽な道のりではないけれど、善き世界を望むのならば、私たちは善き道に向かって、一歩一歩進むしかないのではないでしょうか?
私には伝統、歴史、というよりかは、ブランド志向的な傾向だと思えます。
基本的に無関心な事を労を惜しまず調べ上げるという人は希かと・・・。
となるとやはりわからないから、無難なところは有名どころとか、自分の認知している範囲のブランドカラーから選択するのではないでしょうか。
(自分は結構その傾向性が強いです。わからないものに対しての選択ではどちらかと言えばノーブランドよりブランドの方を選択する気がします)
郷に入っては郷に従う。
ブランドとは、労せずして、みんな支持しているのなら無難という安心感が得られます。
その質や自分の益の前に立ちはだかる面倒という障害に対して、全自動的でインスタント、かつ選択放棄と共に責任放棄さえも与えるていのいい解決方法なんだと思います。
比例代表選などその心理を付いた選挙ですよね。
今回も民主がメダリストの方などを引っ張り出してきましたが、結局当選してますし。
正直、スポーツと政治がおなじものだとは思えません。
たぶん票を入れた人の中も、漠然とただこの人なら知っているからという、名声ブランド力に誘われたんじゃないでしょうか。
となると、政治家なんて口先だけの素人集団で、プロフェッショナルな人たちというのは、政治学と言われる学問をやってらっしゃる方々の方なのかもしれません。
民意なんてのも結局は漠然としたいい加減なものも多々あるかと。
願わくば、明治維新前後の偉人たちの様な方々が現れてほしいなどとは思うけれども。
誰もが誰も、希望しながらそれをしない逃げ腰ならば結局良くなるはずなんか無いんですよね。
かくして天秤はまだまだ己の杯の方へと傾くのです。
日雇い政治でも 変わらないと思う。外人に頼むのかな。チェンジできない。
日本人って政権に文句言いつつも、絶対自民か民主なんですよね。
結局は伝統とか歴史とか、そういうもの重んじちゃう国?
とりあえずの一票でとりあえず与党・野党が決まり、
とりあえずの政治・・・とりあえずの日本ww
そうなんですよね。
でも、国家は存続し動き続けている。
なぜなのか?
すごく不思議です。
私が思うにそれは企業というミニ国家、コミューンがあるからではないかと。
さらりーまんは企業の臣民であり、貨幣の忠実なる奴隷であり、金ピカの経済という教えに準ずる信者たちではないか、と。
その、さらりーまんという集団によって支えられた国家と言いう虚像こそが今の日本ではないかと思うのです。
彼らは、日本人でありながら、企業という国家の臣民であり、たぶん、日本のためではなく企業のために殉ずるのではないでしょうか。
その根源たるものが資本主義なるものではないかと。
結局大和魂とかいいながらも、金ぴかの神々に魂を売り渡さなければ、この国では生きていけいないのです。
そんなものに誇りも尊厳も、威厳たるものは感じられないという漠然とした感覚がその無関心さなのかもしれないと思うところ。
「どうにかしなくてはならない」と思いながらも、出たくぎを叩くようなお国柄と戦い、そんな面倒なことはしたくないから全自動的解決をもたらす資本主義に走る現状がそれを助長しているとも思えます。
数値化された基準から判断するとなればやがては平面に収束していくに違いなく、この冷え込みはその予兆なのかもしれません。
ああ、資本よ我を救い給え、と我々は貨幣をにりしめて祈るしかないのでしょうか。
更に選挙が済んで代表や各役割を担う役人が決まったところで「さてこのメンバーではあと何カ月、いや何週間持つかな?」という方に国民の注目がいっているのも現実……。
それでもストライキやデモやが起きないのは、お国柄なんでしょうなぁ(遠い目)
なんだか政治というものが、近いようで遠いようで、手が届きそうなのにどうにも手の施しようのないものに思えてしまって……。
この度の投票にも、行った自分を賛美したいくらい不思議で冷めた感覚に陥ってしまいます^^;
『自作小説倶楽部』よりお知らせです。
ぼうぼうさんが入会されました。
よろしくお願い致します。