岡田以蔵は言いました
- カテゴリ:その他
- 2010/07/12 23:17:37
大河ドラマ“龍馬伝”でとうとう武市半平太と岡田以蔵は死んでしもぉた。
そこで、ちょっとここで岡田以蔵はどんな人物か紹介したいと思います。
何故、武市半平太ではなく岡田以蔵なのか・・・
それは、以蔵はなんだかんだで可哀相な人物だからなのです。
岡田以蔵は貧乏で下級武士の家にて生まれた。
貧乏暮らしで教養がなかったせいなのか祖暴で愚鈍・道徳心が欠けていて周りの人からあまり良い印象をうけなかった。
以蔵は武市半平太が師をする道場に入門した。道場に入る前は我流だが剣の腕があった。さらに剣術を学ぶにつれ、剣の才をみるみるうちに発揮させる。
そんな折、武市半平太は土佐勤王党を結成させ同士達を集めた。
しかし、以蔵には声をかけなかった。
何故なら、いくら剣術が良くても知識の無い以蔵は用無しだったからだ。
だが、土佐勤王党についての密談をしている所を以蔵に見られてしまい、やむなく半平太は以蔵を土佐勤王党に加える。
半平太は考えた。
剣術しか取り柄のない以蔵をどう使うのかと…
そして閃いた
自分の邪魔になる奴らは以蔵を使って抹殺してやろう!
以蔵は半平太の命で“天誅”という名目で人を殺し続けた。
半平太に同士として認めたもらう為に・・・
思想や理念を持たず、ただ言われた通り人を殺しまくり以蔵は「人斬り以蔵」と呼ばれ恐れられるようになってしまった。
よし!このままいけるぞ!
だが、半平太の思惑はすぐに打ち砕かれてしまう。
勤王党が失速していくさながら、以蔵は幕府に捕まってしまったのだ。
苛烈な取調べを受け、拷問の苦痛に耐えかねた以蔵は次々と暴露をしはじめる。
これはまずい。以蔵によって我らの事を話されてしまっては困る。
耐えかねた半平太は口封じの為に毒を盛らせたが以蔵は死ななかった。
半平太が以蔵抹殺しようと企てていた所、以蔵に刑が科せられた。
慶応元年5月11日。以蔵は打ち首・晒し首してこの世を去った。享年28歳。
ここで、死ぬ前に言った岡田以蔵の辞世の句
君が為め 尽くす心は 水の泡 消えに後は 澄み渡る空
~ 補足 ~
ドラマと現実はやはり違うなぁと思います。
龍馬伝では
「武市先生~」
「以蔵~」
と師弟愛いっぱいだったのに、
実際は半平太は以蔵を利用するだけの人物としか思っていなかったのですね…
悲しいかな・・・
今回の句は意味が記されていません。
(私が持っている資料には記していません)
なので、句の意味は皆様の感じたままに解釈してくださいませv
出来る時とか、気が向いたらとかでもいいんじゃないかのぉ~
ニコタのブログは、レス無し一方通行なのも多いしにゃぁ~
ちゃんと皆のコメント読んだよv
本来なら皆様各自にコメントしたいのですが、
今体力が尽きてしまいお眠モードになっているので
機会がある時にやらせていただきます!m(_ _"m)ペコリ
半平太に尽くした以蔵が可哀相じゃ・・・・
それにしても半平太め!
純真無垢(゚∀゚)な以蔵を洗脳して利用して使い捨てにするとはケシカラン
そんなにシリアスなお話だったんですかぁ・・・。
私のお兄ちゃんがこのお話の小説もってるんですよねぇ・・・。
人斬り以蔵ってとこでぴんと来ました!!
そのお話がこんなにもかわいそうなお話だったなんてぇ・・・。なんだか、辛くなってきた・・・。(涙
というか、ちょっとひどくないですか!!あんなに頑張って認めてもらおうとしていたのに!!
でも、人を殺すことはいけない事ですからねぇ・・・。
自分は「お~い龍馬」での以蔵のイメージが強いです^^
以蔵は、以蔵なりに自分の役割になにかを見出そうとしていたのでしょうか
なんかいろんなこと考えちゃいますね・・・
こういう生き方をして、死んでいった人間がいて、現代につながっているっていうことを
しみじみ思う夜になりました
君の為に尽くしたのに
利用できなくなったら抹殺なんて悲しすぎます;;
以蔵さんに悔いはなかったんでしょうか?