７月７日、七夕の日。
職場で、飲み会があった。
一応、名目は、海外の営業所への出向を終えて帰ってきた同僚の
歓迎会。同じ種類の製品を扱っているグループだけの少人数の飲
み会だった。

飲み会というからには、酒を飲んだり、料理を食べたりするわけだが、
いかんせん、僕は、からっきしの下戸である。
その点、飲むということに関しては、それほど楽しみでもない。

ただ、毎度のことなので、飲み方というものを心得て、話したり、食
べたりで、もっぱら楽しむようにしている。最初のビール一杯は、
まぁ乾杯もあるし、付き合いで飲む。その次は、気が向けば、なん
ちゃらサワーみたいな弱めのお酒を飲むし、さもなければ、頃合を
見て、ウーロン茶か何かソフトドリンクを注文するのが常である。

ところが、この日は、最初の一杯のビールを飲み終わった頃、気を
利かせたつもりの幹事さんが、ビールをもう一杯注文してしまい、
ジョッキが回ってきた。

・・・・ま、注文してしまったものは、しょうがない。ゆっくり飲めば大
丈夫だろう。と思って少しずつ飲んでいたが、それを飲み終わって
もいないうちに、店員が注文を取りに来て、なんちゃらサワーが欲
しくなって、勢いで注文してしまった。
（ちなみに、今日のなんちゃらは、青りんご・・・・）

なんちゃらサワーは、まぁいい。目の前のジョッキに半分ほど残って
いたビールも、もったいないから飲む。まぁ、これもいい。別に、酔っ
てもいない。大丈夫・・・。大丈・・・夫・・・・。

そうこうしているうちに、体に異変が・・・。意識ははっきりしていたが、目
が開けられない。気分がすこぶる悪くなってきて、頭がクラクラしてきた。
締めのお茶漬けもほとんどのどを通らず。

帰る頃には、もうフラフラになっていた。どうにか、家にはたどり着いたが、
そのままバタンキュー。今朝も、気分が悪いままで、大幅に遅刻しての
出勤となった。

実は、これを書いている今も、若干、気分が良くない。
つくづく不覚。己を知れ、自分！