Nicotto Town


ドリーム・バー 「デスシャドウ」


七夕ですね


 七夕、中国や日本等のアジア圏では笹を使い、織り姫(鷲座・ベガ)と彦星(琴座・アルタイル)の年に一度の出会いを喜ぶ。アメリカやヨーロッパでは天の川をミルキーウェイと呼び、ロシアや北欧地域では、北十字星(白鳥座・デネブ・北欧では白鳥座の事をノーザンクロスと呼ぶ)のお祝いで賑わう。

 童話作家でもある宮沢賢治の世界観では、白鳥座は天に昇る場所(天国)として「銀河鉄道の夜」に記載されています。同物語の中盤から終盤にかけての辺りですね。
 客船(おそらくタイタニックか?)が沈んだ時に乗っていた姉弟と、家庭教師の先生が降りた駅です。その後、カムパネルラは石炭袋(ブラックホールか次元断層?)に吸い込まれていってしまうわけですけど・・・。

 実際の天体観測ではこの時期、夜20時頃には東天から天に向かって、かなり上がった位置に確認することが出来ます。天の川の中心に一際輝く星が見えると、それが白鳥座のデネブです。その星を中心として、十字右上方向に鷲座のベガ、十字左上方向に琴座のデネブを確認することが出来ます。それぞれを線で結ぶと、有名な「夏の大三角形」になります。昔からこの三角形は、航海時の目印として冬場の星座でもある大熊座のシリウスと共に利用されてきました。北天の空では北極星と並ぶ有名な目印です。ちなみに南天の空では南十字星が目印として利用されています。

 いつもこの時期になると天体観測に出掛けますが、毎年決まって七夕の時は雨もしくは曇り空で、天体観測が出来ません。今年も恐らく無理でしょう・・・。

 昨年、2009年の8月24日に撮影した「夏の大三角形」と、ついでに2009年の10月22日に撮影した「オリオン座」の写真を掲載しますので、良かったら見て下さい。
※ 写真の量が多いため、少し重いかもしれません・・・。

2009.08.24.撮影 「木星」と「夏の大三角形」
http://17253670.at.webry.info/200910/article_2.html


2009.10.22.撮影 「オリオン座」
http://17253670.at.webry.info/200910/article_10.html

#日記広場:日記

アバター
2010/07/07 14:40
creaさん>
 自動追尾の望遠鏡って高いでしょ~^^ 僕はさすがに望遠鏡までは持ってません。
最近、京都駅ビル等の街灯りが多くなって、市内では天体観測をすることが難しくなってきました。20年前くらいまでは自宅の裏にある神社からオリオン座やその他の天体を見ることが出来たんですけどね。
 便利になって良い分、こういう自然が減っていくのは悲しい事です。 また、天体写真を撮影したら、ブログに掲載しますので、見て下さいね^^
アバター
2010/07/07 03:46
おおお

元天文少女の血が騒ぐw

オリオン座だーー

あーそうそう。私も以前はよく天体写真撮ってて
和歌山のど田舎で夏の星 よく撮りました。

変わったところでNZでハレー彗星 撮ってきたんですよー
天の南極も、南十字も カノープスも 大マゼラン星雲もw
かなり昔ですねw

自動追尾の望遠鏡欲しかったんですけどね。




月別アーカイブ

2024

2021

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010


Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.