Nicotto Town


今だけ、少しだけ。


戦い終わって、日は暮れて

日本とパラグアイの戦いは、90分でも0-0で決着がつかず、30分の延長戦に
もつれこんだ。

しかし、延長戦でもなお点は入らず、120分戦って、0-0という結果となった。

PK戦。多くは語るまい。・・・日本は敗れた。

日本が、これまでの戦い同様、(少なくとも最初は)ディフェンシブに徹したのは
当然と言えば当然の戦い方だった。しかし、今回の相手パラグアイは、日本に
よく似た戦い方で、引いた、とまではいえないまでも、守りに重きを置いたフォー
メーションだった。

守り、対、守り。
それが、得点にも表れた結果、こうなったのだろう。しかし、120分やって、1点
も入らないなんて、はっきり言って、客観的に見たら、おっそろしくつまらない
試合である。日本戦じゃなかったら、まず見てられなかっただろう。

本大会に入る前、日本はある程度、攻めにも重点をおいた戦いをしていた。
その結果が、直前の壮行試合、親善試合の連敗。そこで、本大会に入ってから
は、ディフェンシブにならざるを得なかった。選手自らが言っていたように、弱い
者は弱いなりの戦い方をしたわけである。

その戦い方が、逆に功を奏して、決勝トーナメント進出という望外の好結果を
もたらしてくれたのだが、それで決勝も勝ち進めるほど、世界は甘くなかったと
いうことか・・・。

今大会は、日韓W杯と同様ベスト16だが、アウェーでのベスト16、という意味
で、あの時よりも一段上の結果と言えるかもしれない。次回、4年後のW杯では
今回の教訓を生かして、さらに進化した日本代表を見てみたい。
できれば、攻撃力を身につけて、点を取るサッカーの出来るチームを。

しかし、戦い方はどうあれ、今回の日本代表は、本当によくやったと思う。なに
より、戦うハートが伝わってきた。今は、本当にご苦労様と言いたい。

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2010/07/01 20:33
日本チーム、試合ごとに安定感が増してゆき、チームとして成長しているように感じました。その点では、もっともっとこのチームの成長を見ていたかったです。

本当にお疲れ様!!!!ですよね。



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