『サード・ガール(西村しのぶ)』
- カテゴリ:マンガ
- 2010/06/29 02:32:48
本棚には、『サード・ガール(西村しのぶ)』が、何故かある。。^^
『雨月物語(上田秋成)』、『無常という事(小林秀雄)』、『文章読本(谷崎潤一郎)』に並んで、
何故かある。。
この頃、夢中になってたな~~。。
中学、高校と、急に世界が広がって、
知識にも恋愛にも、飢えていた頃、、、
振り返ってみると、
この主人公たちのエピソードは、一通り追体験していた気がする。。^^;
異人館での仮装パーティー、一泊8万円のホテル、料亭巡り、建築行脚、モデルの恋人、、、、
意識していなかったが、快適なものとして、刷り込まれていたのかな。。
なんか、情けない。。
私は、まだ、『サード・ガール』を卒業できていないのかも知れない。。
時代は、バブルをとうに過去のものとしているのに。
小林秀雄は、卒業できた。
谷崎潤一郎も、卒業できた。
上田秋成には、入学しなかった。
西村しのぶは、まだ、卒業できていない。
私の本棚から、西村しのぶが消える日は、来るのだろうか?
では、また。。
いらっしゃ〜い♪
本棚の並びは変わったけど、確認したら、
サードガール 1〜8
一緒に遭難したいひと 1
RUSH 1
ライン 1
SLIP 1〜2
があった。
サードガール以外は内容覚えてないや〜^^;
『一緒に遭難したいひと』は4巻まであるんだね。
読み返そうかと思ったけど、
2〜4巻がもう入手困難で高いから止めたw
まぁ〜いい時代だったよね♪
最近、々々さんのお宅にお邪魔するようになり、
なんとなく過去ログに目を通していると、
なんと≪サードガール≫がタイトルになっているではありませんかっ!!
うちの本棚にも西村作品が何冊が残ってます。
西村作品には、≪一緒に遭難したい人≫もありますが、読まれましたか?
貧乏女性(でもルックスは西村さんらしい女性です)が
誠実で堅実な税務署勤務の男性に恋をするという内容です。
これを読んだとき、あぁ。。バブルが過去となったんだなぁ。。。
彼女の作品をデフレ状態に持ってくるとこうなるんだぁ。。と思ったものです(笑)
彼女、寡作で有名なんですよ。。
コラムですか、、、
読んでみたい気もするし、読まない方がいいような気もする。。
ん~~ン・・・どうしよう。。
作品は未見なのですが(←うおい
本、好きかなぁ~~?@@?
知識は好き、データも好き、それらを解析するのも好き。。
でも、物語って難しいでしょ。。^^
小林秀雄も谷崎も、ある種、芸能人だね。。(ぷはぁ~~)。。^^
私、全然読まないから芸能人の名前かとおもった orz
さぁ、どこでしょう。。^^
何だっけな;
ご訪問、ありがとうございます。^^
さすが、西村しのぶさんですね。。
9巻は未完に終わるんでしょうね。。
彼らの価値観で、このデフレ時代をスタイリッシュに生き抜くのは至難の業ですからね。
少女から大人になるまでの、ほんの一瞬のモラトリアムを、
フラヌールのように、かつエレガントに彷徨う。。
私が、夜、出歩くのも、彼らに逢いたいからかも知れません。
いえいえ。。^^
卒業なんて、しなくてもいいと思います。
出来たら、卒業したくない。
ずっ~と、快適な作家の世界観に浸っていたい。。
でも、ある時、卒業してたことに気がつくんですよ。。。
私もこの漫画好きでよく読んでました。
西村しのぶさんの漫画は好きでその後も色々買いあさったっけ(笑)
卒業できない漫画は私も多くあります。
どこかの心理学者が(名前忘れてしまいました、ごめんなさい)
漫画自体が終わりを迎えてないとその世界から抜け出しづらいということを聞いたことがありますよ。
私などいまだに恩田陸から卒業できないオコチャマですよぉ^^;
太宰や谷崎への憧れも持ち続けてるけど一生憧れのままにしておきたくもあるかも・・・