雑感②
- カテゴリ:日記
- 2010/06/28 23:40:43
漫画週刊誌は、ヤングジャンプなどを駅頭でのホームレスの人がやっている露店で買います。節約と支援両方の」意味を込めて。
その辺の事情に詳しい人に以前聞いたことがあるのですが、露店販売を商売している人達の月収は12~13万位だそうです。
駅で雑誌を拾ってくる「拾い子」と呼ばれる人たちと、露店で雑誌を販売している「売り子」の人たちと収入の差は無いそうですが、体力的には「拾い子」の方が大変なのですが、「拾い子」を経験しないと「売り子」になれない決まりがあるそうです。
「拾い子」が拾ってきた雑誌は、発売日当日ですとおうt王1冊50円で、日が過ぎるにつれ安くなります。「売り子」が売る雑誌は1冊100円で発売日に関係ありませんが、古い発売日ですと当然売れ残るリスクが高くなりますから、合理的です。見ているとちゃんと帳面に付けていますよ。
彼らの上に親元と呼ばれる人がいて、駅のキオスクや警察等の交渉に当たっているようです。発売日の午前中は売らないなどの取り決めをしたりしているそうです。
これは、日本だけのシステムですね。
そこへ普通のカッコの青年が来て、売り子の人に、手に持っていた「ヤングジャンプ:を渡すと、
50円もらって雑踏の中に消えていきました。
どう見ても普通の青年だし、ヤングジャンプも自分が買った物を読み終わったので、
中古本の処分という感じでした。
ライフスタイルが変わってきたのですね。
もちろん、そのヤングジャンプは100円で買いました!
日本版もありますが、定価300円で売ると160円がホームレスの人の収入になります。
<ビッグイシュー日本版>
http://www.bigissue.jp/
たまに新宿駅で見かけることはありますが、国内では定着は今一歩のようです。
なんといっても、ホームレスの人が、自分はホーレスであることを宣言する、形で街頭で販売しますから。抵抗感があるように思えます。
それに、1日に20冊売れたとしても3,200円ですから、マンガ雑誌の露店販売に比べると収入は落ちます。また、ビッグイシューはホームレス支援活動の一環として行なわれていますが、マンガ雑誌販売は彼らが自分達自身の力で行なっています。
前に朝日新聞の取材で、ホームレスの方が自信気にそのことを語っていました。
ただ、やっぱりこうしたことはあくまでも緊急避難であって、それが日常化することが良いこととは思えないのですが。
>にゃおこさん
そういえば、吾妻ひでおの「失踪日記」にも、コンビニのゴミあさりにも「なわばり」があることが書かれていましたね。
どの駅のどのゴミ箱は誰それの、とか。
しかし、ホームレスになりたてでそういう「不文律」を知らない人が
勝手に拾ってトラブルになることもあるようで、何年か前、その
なわばりが原因で殺人事件が起きたことがありました。
たしか、大阪だったと思いますが……
どこへ行っても限られたパイの取り合い。世知辛いですなぁ。
都会は羨ましいですね~
札幌にも、いるのかしら?
「拾い子」を一回やってみたいですね!
世の中、皆様は生きるために、精一杯頑張っていますね。