雲雀恭弥育成日記2☆
- カテゴリ:日記
- 2009/02/15 19:07:00
雲雀さんが元に戻ったとき咬み殺されてしまうに間違いない……
それは分かっているんだけど、ちょっとしたことで私の理性は壊れてしまいそうだ。
私の言葉に必死で何で遊びたいのか考えているであろう雲雀さんは、
「うーん、」とうなりながら考えているし、
まずひよこの絵がプリントされたパーカーを着せてる時点でもう犯罪だと思う。
ちょっと世の中の誘拐犯の気持ちが分かるかもしれないと
思ってしまったことに自己嫌悪した
(あぁぁぁ、私ってば何考えちゃってんの?!これじゃあ、ただの変態だから!!)(で、でも、この可愛さは……って、おちつけぇぇぇ!)
「……何でも良い」
プイッと顔を逸らす雲雀さんに、私はもうほぼ限界に近かった。
こんな女の子らしくない私ではあるけれど、
可愛いものは本当に大好きなのだ。
隣にいたツナが
「うーん、さすがに同じ年くらいだからってランボ連れてきたら絶対可笑しなことになるからな……」とぼやく。
私もそう思うからやめた方が良いよ、ツナ。
ランボくんのことだから雲雀さんに何か言ってそれで、
逆に泣かされるのがいつものパターンだから。
何して遊ぼうかな、と思いながらしゃがみこんで雲雀さんと視線を合わせる。
「何して遊びたいのかな?」
「…鬼ごっこがしたい」
恥ずかしそうに真っ赤な顔をさせながら、
鬼ごっこがしたいという雲雀さんはもう確かに
ある意味破壊兵器ではあったけど、
これはこれで別の意味で破壊兵器だった
「俺、なんだか夢見てる気分だよ」そう呟いたツナの言葉に私は大きく頷いた。
私だって未だこの目の前にいる愛らしい生物が
雲雀さんだなんて夢を見てる気分だ。
もしも夢なら絶対に覚めないで欲しいと思うくらいに。
だけど、これは現実
(まぁ、ちょっとした夢の気分ではあるけど)なら、せめて
雲雀さんが元に戻るまでの間はこの状況を楽しみたい。
そして、あわよくば堪能したい!
リボーンいわく、子供の状態では精神もその年の頃まで戻るらしく、
もちろん元に戻ったときも小さくなっていたときの
記憶なんて微塵も残っていないらしい。
ぶっちゃけ記憶が残っていた日には私が雲雀さんから
咬み殺されることは確実で、この日の記憶を無くすくらいに
トンファーでぼこぼこにされてしまうと言うことはもう分かりきったことだ。
「じゃあ、鬼ごっこしようか――――"恭弥くん"」
「うん!」
顔をあげて、こちらをキラキラした顔で見てくる雲雀さん。
ちくしょっ、可愛すぎるんだよ!そんなに鬼ごっこがしたかったのか、
雲雀さんはと思いながら現在版雲雀さんを思い出して噴出しそうになる。
あの雲雀さんが鬼ごっこ。
現在版雲雀さんであったなら、どんな鬼ごっこかなんて聞くだけ無駄だ。
そんなの血のあふれかえるような鬼ごっこに決まっている。
それも、鬼は雲雀さんだと固定されているに違いない……
本当、今の雲雀さんが元に戻ったときに記憶がなくて良かったな、私。
* * * * * * * * *
初めて読む人は「雲雀恭弥育成日記☆」
を先に読んでください
うん、今回はこのぐらいで。
次は雲雀さんとの楽しい鬼ごっこですヨーww
てか、次の日に書くって
書いたのに書いてなかった;w
うん。
チョコ作ってた(蹴ww
次こそ明日に書くww多分。
雲雀百合さん
>確かに子雲雀さんは可愛い><
あの子雲雀さんが何年後はトンファーふりまわしてる
ようには見えないよ・・・・w