ルー・リードの声,マーク・ボランの声
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/02/15 01:01:26
ルー・リードの声,マーク・ボランの声
僕にとってロックは声だった,そしてそれは文学のようなもの.
跳ねるスペースボール
/マーク・ボラン1972
僕はただの一人の男/風の流れが判るし/
子供たちがどうして泣くのかも判ってる/
レス・ポールを抱えた/
僕はちっぽけな存在だけど/
とにかく人生を楽しんでいるんだ/
次から次へと夢中になって本を読みあさる/
作者が友達のように/
僕に語りかけてくれる時はいつだってね/
僕にいったい何ができるというのか/
僕らは動物園で暮らしている/
僕にできることといえばスペースボールを
跳ね返らせて遊ぶだけ/
僕の心の奥深くに一軒の家/
その中にきみのすべてが/
ほとんど収められているんだ/
僕は一台の車を買ったよ/
古いけれど扱いやすい/
夢中になったとたんどこかに消えてしまった/
愛している女の子がいるんだ/
変わることのない天使/
彼女は大都会,僕が僕みたいだなんて最低だなぁ/
どうすれば愛が交わせるっていうんだ/
僕にできることといえばスペースボールを
跳ね返らせて遊ぶだけだというのに/
マークボラン詩集を開いて
改めて、T。レックスのうたに
耳をそばだてた日々がなんだか昨日のようです.
そのころ,ちょうど,パン屋さんをやっていて
バンを焼きながらメタルテープに詩集の順番に録音した
マークボランの声をきいていました.
ネオアコースティックを集めたテープをかけて
イギリスの片田舎の都市の子供達のうたをきいていました.
ルーリードの詩集はインタビューも入っています.
僕は、声はルーもすきだけど,ボランの書く詩のほうがすきです.
LOU REED詩集ーニューヨーク・ストーリー/梅沢葉子訳
1992.8.20河出書房新社刊
MARC BOLAN詩集ーボーン・トゥ・ブギ/中川五郎訳
1988.6.23シンコー・ミュージック刊
ベルベットゴールドマインでした。あはは
ブログ汚しごめん
中川五郎さんのライブを2年ほど前見に行きその後
お好み焼きを一緒に食べに行った。
ライブ中は相変わらず、っていうか更にパンキッシュな
金髪はじけたおっさんだった(笑)
ルー・リードの名前でベルベットなんとかっていうデヴィッド・ボウイの事描いた映画
思い出したけどタイトルが思い出せないっつーの・・・ああ、なさけなや・・・。
映像は克明に蘇るのになあ・・・。