今日も今日とて、コロ摩訶不思議シリーズ発動デシ～～!!!
最初にぃ～コロの摩訶不思議に出で来るのは湿地に真っ白なドレスをまとって咲き誇る水芭蕉(ミズバショウ)!!!
水芭蕉に摩訶不思議なんちありえない!信じられない!と、仰るみなさん!
貴方は甘い!甘すぎますよぉおぉぉ!
では、先ずはじめに水芭蕉の名の言われですが・・・・
この水芭蕉、可愛い白い花なのは知っていらっしゃる方も多いと思います。
でも白い花が終わったら・・・・どうでしょうか??
水芭蕉は可愛い白い花が終わってしまうと葉がズンズン大きくなって長さ80センチ幅30センチと言う大物に大変身!
この大きな葉が芭蕉と言う大きな葉を持つ植物と似ている事から
水辺の芭蕉で水芭蕉と言われるようになったのです。
水芭蕉の群生地として尾瀬沼が有名ですが
実は実は～
北海道・東北・北陸・中部の高地・南の限界の兵庫県養父市と日本国内で色々に分布していますよぉ♪
世界的に言えば
ロシアの沿海州～シベリア東部そして日本の北部に咲く白い花←コレが水芭蕉
そして、アメリカにも水芭蕉がいます!
北アメリカ太平洋岸に咲く黄色い花を持つのがキイロミズバショウ(ｵｳｺﾞﾝミズバショウ)です。
日本の水芭蕉と違ってアメリカ水芭蕉は昆虫(おもにハエの類)を誘引するために臭いのﾃﾞｽ。
この悪臭の事もあるのでアメリカ水芭蕉は『スカンクキャベツ』なんち名前ももっていますよぉ♪
ここでキモ!!
今カキコした2種。
この2種しか水芭蕉の種類は無いんです!!
北はロシア、日本、アメリカにまで広く世界に分布しながら・・・・・
2種類しか種類が無い!!!
水芭蕉とアメリカ水芭蕉と言う二種類です。
植物は生育地域が広まれば多種に分布するのが普通なのに・・・
水芭蕉は不思議にも2種類しか無いのです。
固体変異はあります
斑入り水芭蕉
仏炎苞が2枚の水芭蕉
(大きいので)お化け水芭蕉
などですが変異した現象です。

尾瀬の水芭蕉を見に行きたいとか、尾瀬に行って水芭蕉を見たよ♪と、おっしゃるみなさん～
たった2種の水芭蕉の摩訶不思議をおわかり頂けたでしょうか??

それに・・・・・それに・・・・・・
この摩訶不思議には続きがあります。
ここで熊さん登場～!
貴方はツキノワグマをご存知ですか?
本物を見た事が無くてもTVや絵本などでおなじみの熊さんです!
この熊さん
ツキノワグマは
体長110センチ～150センチで
大きい熊なら体重は150キロと言う凄い熊さん♪
この熊さんは冬眠します
冬眠しても春になれば起きてきますね。うん。
この冬眠から目が覚めた時に真っ先にやる事があります。
春に咲く水芭蕉を食べる事です!
美味しいから???
冗談じゃない!!!
全然違います!!!
実は水芭蕉は猛毒の植物です。
もし貴方が水芭蕉を食べたとしたら～
脈拍低下、呼吸困難、心臓麻痺、って、これ死んじゃうよね。←絶対食べないでね～死ぬ死ぬ。(コロの家の動物家族ピコ弁～♪)
ツキノワグマはこの水芭蕉を食べます。
猛毒の水芭蕉を食べるのはなぜでしょう?
それは冬眠している間は死んでいないものの、ただ眠っているだけでもありません。
(学者さんの中には冬眠はただ眠っているだけだと仰る向きもありますが)←絶対信じないコロ!
冬眠は、死なないギリギリの一線に入って体の機能を低下させ～不思議と生き続けると言う凄いワザです!!
しかし、このワザでも乗り越えられないのが冬眠中の体内に溜まる老廃物です。
冬眠から目覚めるなら、これから生きるために体内の老廃物を排出しないと生きられません。
そこでツキノワグマは
毒である水芭蕉を食べて吐き!下痢をし!体内の老廃物を体の外へ出します!!
冬眠から覚めて・・・するのは毒を食らって苦しみながら体の外に老廃物を出す!・・・・・そして生きる!
ツキノワグマって凄い!!
ツキノワグマの生きるって凄いと思いませんか?
冬眠から目覚めれば、毒さえ味方にして彼らは敢然と覚醒します。
水芭蕉とツキノワグマの摩訶不思議を感動をもってコロはお伝えしたいです。
水芭蕉の摩訶不思議やそれに繋がるツキノワグマの摩訶不思議を楽しんでくださったら嬉しいにゃん♪