読空気
- カテゴリ:日記
- 2010/06/23 18:28:42
「空気を読む」という言葉がモテモテです。
「空気を読む」ことに関した本が売れまくり、メディアや日常生活にしょっちゅう入り込んできます。空気を読まないと生きていけない感覚にとらわれます。人間失格と言われそうです。
そしてだんだん本来の意味を離れていきそうです。
【あるスポーツでAチームとBチームが戦っています。Aチームにはある大事な記録がかかっています。そのために必死です。ところがBチームが得点してしまいます。ガッカリするAチームのサポーター。思わず叫びます。『なんだよー、Bチーム空気読めよ』と。】
Bチームだって必死なんですよね。
「都合のいい言葉」でポンと手を打ちました。
要するにそういうことなんですね。
>「危険予知」
ううっ、格好良いです。
>ひふーむさん
勉強になります。扇動ー、その側面は否定できません。
ひふーむさんの言いたいことわかります。
少し深いところに隠れているものの正体・・・・・、コワイかもです。
>最後の2行
ということは【空気を読まない人が”空気を読め”と言う】かな?
>ちょこっと。さん
実は私も「ぜんぜん大丈夫だよ」と言っちゃいます。ww
言葉の変化の流れに乗っかったり、文句を言ったり、
ムズカシイですね。^^
ぜんぜんー=「~ない」って、かならず否定形をともなった表現だったものが、
とても(強調)の意味に変化してますからね~
あ、ちょっとそれました~、あはは^^
結局、空気をいち早く読むと言うのが、
煽動される、と変わらなくなるのがコワイです。。。
個人的一番、訳がわからないのは、「空気読め」と言う命令の陰に
明らかな自意識過剰とか、オレ様主義とか、
得体の知れない別の意味が隠れてる場合でございます。
「誰もそんな事、思っちゃいないぜ・・・。」と思うのですが、
空気を読む私には、言えるわけもありません。。。w
何か都合のいい言葉として使われているみたいで悲しいですね。
ところでKYが「空気読め」の略語で使われていましたが、
おっさんの私には「危険予知」としか考えられませんでした^^
よく自己主張の激しい外国の方をTVで見かけますが、
日本人としては秘かにイライラしちゃったりします。ww
「和をもって尊しとなす」 素晴らしい言葉だと思います。
本来「空気を読む」は日本人の優れたスキルだと思うんです。
そしてその誤用が起こり始めていると思うんですよ。
長文コメント、本当にありがとうございます。
雰囲気を察して、便宜を図れっていうことですよねw
自己主張するな、長いものに巻かれろっていう感じでネガティブな印象を持ちますが
いつも外国人と関わっていると、これは日本人の良い面のひとつでもあるんだなあと、つくづく思います。
というのは、一般にアメリカ人は日本人ほど、自然に相手の気持ちになり、思いやりを持って状況を判断し、
行動することができないからです。よく、日本人は自己主張しなさすぎで、Noの言えない日本人などと
言われますが、私の感覚からすると、あなたたちは空気読めなさすぎだろう・・・と思うことが多々ありますw
なんでも、度が過ぎると良くないもので、昨今の空気読め至上主義は私もどうかと思いますが、
「和をもって尊しとなす」は、やはり日本人の誇れる文化のひとつなのかなあ、と思っています^^