チベットへの旅2
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2010/06/22 09:34:38
※これは20年位前の日記を基にしています。
個人的主観が入っており、また現在の中国とは別個のものですのでご注意ください。
悪口に見えるところもあるかと思いますが、中傷のつもりはありません。
基本的に中国は治安がよく、安心して旅ができました。
朝8時、上海着。
税関は素通り。これは荷物を大量に持った中国人のためのものらしく、荷物の少ない日本人なんて見向きもされなかった。
ビザチェックなどは船の中ですでに済んでいるので、簡単なものなのだ。
港のそばの浦江飯店は5年前に来た時、ドミトリー(多人数部屋)がバックパッカーのたまり場だったのだが、有名になりすぎたようでメイヨー(ないよ、と言う意味。中国では本当によく聞く言葉なのでみんなすぐ覚える)。
代わりに海イ圭飯店というところを紹介される。
(飯店はホテルと言う意味)
35元のドミトリーは金網のスプリングにござを敷いたもの。
それにタオルケットと枕つき。
寝心地いいとは言えないが、夏だからいいか。
一応冷房が効いているのは助かる。
何しろ夏の上海は暑いので。
本当に上海は暑い。
気温も高いし、湿度もきついので、汗がだらだら出る。
西寧行きの列車の切符を取るために駅まで行ったのだが、町並みが5年前とぜんぜん違うのに驚く。
デパートがあるぞ!
あの格好いい建物は何だ?
以前はイギリスやフランス占領時代の租界の雰囲気が残る建物ばかりだったが、近代的な建物が増えてちょっぴり残念。
でも、中国はこれから加速度的に変わっていくんだろうな、と思いながらCITS(外国人用観光局。以前はここでしか切符の手配はできなかった)へ。
何と翌日の硬座(2等椅子席)が取れた。
本当は硬臥(寝台)が取りたかったのだが、1週間後まで予約でいっぱいと言うので仕方ない。
車中2泊3日、椅子席でも指定席が取れたのはラッキーなのだ。
ボックスで取れたなら椅子の下にシートでも敷けば足を伸ばして眠れるんだし。
座席を取れたところでバラけて、私は一緒に行きたいと言う4人と豫園に行った。
ここは上海名物の公園だが、私の興味はその周りの豫園商場。
名物の湯包は相変わらずおいしい!
ゴマ餡入り白玉も恐ろしく美味!
この2店だけは今も行きたい、大好きな味なのだ。
いや、野菜マンとか緑豆入り氷とか、幸せな食べ物がいっぱいある。
昼にカロリーをたっぷり取ったのに、夜も揚州飯店できちんと食べた。
船の中の食事はまずかったのだ・・・。
ぱさぱさのパンとか、底の見えるスープとか、血管の混じったゆで卵とか。
いや、安い運賃にサービスでついているのだから、ありがたい話ではあったけれども。
とにかく列車内でまともなものは食べられないから、今のうちに食べておくのだ!
と言う意気込みだった。
メイヨーは普通にも使う言葉なんだけど、窓口でぶっきらぼうに言われると無性に「ぎぎぎ・・・」と歯を食いしばりたくなるんですよね。
でも最初のホテルでの「メイヨー」はせせら笑うような感じもなく、すごく親切で「あ、中国変わったな」と思いました。
今の上海はすごーく変わっちゃってて浦島太郎の気分になるんだろうなあ。
上海って今万博してるから、開催期間中行きたいな☆
でもグリコーゲンさんの旅って半端なく「濃密な旅」で
すごいな~♪(*@0@*)って思います☆
私の行ったころはちょうど国内の移動を自由にできるようになった頃だったから、中国人観光客が多かったのかもしれませんね。
マカオと香港の人は中国人料金で回れるから、とそちらから来た人も多かったですし。
じゃああの混みようは一時的なものだったのか・・・
まあまあゆっくり見られました。
中国広いので、チベットに行くまでも長いのですが^^;
楽しんでいるというコメントいただけると、書く力がもりもり沸くってもんです。
ありがとうございます。
わかばさん
おお、豫園はやはり有名ですね!
そうそう、パンダ型のゴミ箱、この頃もまだ少し残っていました。
かわいかったですよね。
私が行った頃は中国人国内観光客がすごかったです。
字、訂正しました。ありがとうございます。
前の道に、パンダの形の吸殻入れ(ゴミ箱?)があったことと、
園内はちょうど池の水替え作業中だったことしか覚えていません。^^;
そのときは、中国人の観光客がちらほらいるだけで、あんまり人は多くなかったと思います。
疎開は、租界かな?
旅行って国内すらほとんど行ったことがないので
こういうお話を読ませていただくとわくわくします(*^^*)
(Gシリーズも怖いケドわくわくしてましたし)
続きも期待してま~す♪
どこもかしこも人人人、で市場なんかよりずっと混んでいました。
日食、残念でしたね。
こういうものって何で雨にたたられやすいんでしょう。
セミが一斉に鳴いては一斉に鳴き止むのが面白かったです。
結局日蝕はどん曇り。しかもその後土砂降り(T T)
小規模なツアーだったので、撤収は速かったですが、
大手のツアーで、だだっ広い観測所だった方々はどんなになったことか・・・