最終回
- カテゴリ:日記
- 2010/06/20 23:59:20
ついにNHK教育で日曜18:00時からやっていたハーバード白熱教室が終わってしまいました。
公正、正義とはなにか?
マイケル・サンデル教授の政治哲学の講義の録画番組なのですが、
その内容は希に見る非常に奥深いものでした。
(現時では最高度かも。さすがは世界最高峰の教育機関ハーバード大学ですねw)
それに触発されて、最近やたらめったら引っ掻き回している次第。
番組冒頭で、教授がおっしゃったのは、それがある種のリスクを伴うものであるということ。
あたりまえであることを考えるという事は、見方が変わり常識をそれまでとは異なるものへと変貌させ、一度変わった思惟形式は二度ともとには戻らないというもの。
知ってしまう事により、それを忘れることはできないように、その考えは何かしらの影響をもてしまうのだから。
もともと、混沌としていた私には良き作用をもたらしたけれども、確固たる信念や志を持つ者には破滅を呼び覚ますほど威力をもつものでもある。
思惟形式とはまさしく情報のルーチンであり、思考を改変する追加する要素だと改めて思いました。
この機会に、もう少しこの手の問題に挑みたいとも思っていますw
なお、番組はパンドラTVで全部見れるようです。
第1回は
http://channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=24244191&prgid=37592504&categid=31036731&page=24
になります。
(残りもリンクで見れると思います。全12回)
よければ、ご覧ください。
NHKは太っ腹だなあ。
NHKのホームページによれば、8月に同教授が来日して、特別講義を開くそう。
http://www.nhk.or.jp/harvard/
その模様は秋に特別番組として放送するって。
いつか時間がとれたらのぞいてみようと思います