現実感
- カテゴリ:日記
- 2010/06/14 22:50:54
その欠如はある種の混沌を喚起させる。
時間は意味をなさず、ただ数値としての認識でしかない。
空間は写真の様に瞳に映る光の加減。
見えるものも、聴こえるものも、触れるものも、全ての感覚が嘘偽りの、幻想の様だ。
なんでそんな気分になるのかしらん。
それはどこにあるのか?
ずっとずっと、探しているつもりで、見えているはずであるものなのに、それはどこにも無く、手にすることも、知ることさえも叶わない。
歯がゆさ。
焦燥感。
フラストレーション。
その原因がわかっていないわけじゃない。
希望が無いんだ。
それは絶望か?
―――否。
失望と喪失感がそれに近い気がする。
むなしさ。空虚。虚無。
しかし、それがどこからやってくるのかはわからない。
どうしたら、それを止められるか、埋められるのか、それがわからない。
現実はそこにはない。
現実という意味もない。
時間と空間に意味付けし、価値あるものへ変えられるものはなんなのか?
現実感を与えてくれるものはなんなのか?
今宵はそんな気分なのです。
水無月だからかしらん。
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- 舟酔
- 2010/06/15 12:02
- 梅雨入りしたのかな。 雨は 思考力が冴えない。
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