青虫を観察する
- カテゴリ:日記
- 2010/06/14 22:27:52
朝 電車通勤
乗り換え駅で快速に乗り換え、座れないので端っこの席の背もたれの裏側に立つ、電車進行方向の右側。
左側を見ると通路の端に黒いスーツで頭にすこし白髪が交じったサラリーマン風の男性が私に背を向けて立っていた。
? (・ω・?)ん
サラリーマン氏の黒いスーツの背中、左肩甲骨の下あたりに緑の蛍光色の小さな3cmもないようなひも状のものが付いている。スーツ黒だからすごく目立つ。
?ん(・◇・ )
動いた。
青虫だ。
何故あんなところに?
…サラリーマン氏が青虫のいる木の下を通ってきたのなら不思議はないか。
気になる。(@_@;)
あれが知人の背中で、ここが屋外ならちょっとつまんで草むらにポイすれば済む。
でもサラリーマン氏は全くの赤の他人、ここは走行中の電車の中。
たとえ青虫を取るのに成功しても 捨てれば誰かが踏む可能性大、手で持つ・・・無理だ。いくらなんでも、青虫けっこう元気そうだし。下車する駅まで20分。
((゚゚((Д))゚゚))ガクガク無理。
イモ虫類で何が嫌かと言うと、死ぬ時つぶれて汁出したり、よれよれになってたりするのが駄目なんだ。
私が一人で苦悩して結論を出す間も青虫は体を折り曲げシャクシャクと進み、時々頭方向を空中でぐるぐる振り回し、移る場所がないか探し回る。背中から左腕に行きかけるが腕が揺れるのか引き返し首の方向へ進む。ついにスーツからシャツの襟首へそして首の左後ろ、人間の皮膚は歩けないのかここで再び青虫止まる。サラリーマン氏、さすがに何か感じたのか指でそのあたりを掻く。青虫、シャツの襟にそって後頭部へ移動。サラリーマン氏、気付かない。青虫、サラリーマン氏の後頭部の短い髪を何度か触れるがさすがに歩けないらしく。再び南下、右肩へ・・・・。
右わき腹まで観察出来たけど ここで停車駅、乗り込んできた乗客の身体に阻まれサラリーマン氏の背中も青虫も見えなくなってしまった。
鳥肌もんです!
服の上じゃ無く皮膚の上だったらと思うとキャーってなってるかも~
スリルとサスペンスにあふれた日記ですね。
あ 青虫 飼ってたのかもよ ^^;
うちの母は、アゲハ蝶の卵を育ててたので。
あ でも、さすがに背中に乗せて散歩には行かなかった ^^;
気にはなるが・・・
ちゃんとした観察記録みたいになってる(^.^)
実はそのサラリーマンのペットでは・・・。