中学時代の文集
- カテゴリ:日記
- 2010/06/14 01:22:31
さっき、授業の参考にしようと思って、中学時代の国語のノートを掘り出していたw
そうしたら、文集を発見!
思わず読んでしまった^^;
そこで思い出したことは、あの頃担任の先生にとても憧れていたこと。
教師になりたいと強く願い始めたのもこのころからだった。
たくさんの学級通信を読み返す。
毎日のように手書き(しかも筆書き)で出していた。
変わった人だと思っていたが、教師としてはとても真面目な人だったのだと今頃になって気付いた。
国語のノートを見つけて読み返した。
知識的なことはほとんど書かれていない。
二次読み、生徒から出た意見を上手にまとめてあった。
教科書に載っている教材はほとんどない。
私は色ペンを使ってノートを作った事がないのだが(使っておけばよかった・・・)きっと板書も色々工夫していたのだろう。
あの先生の授業は、とても興味深かった。
楽しかったのとはまた違う。
でも、確かに心に残っている。
先生のいくつかの授業を、奇跡だと思ったことがある。
他の学校の子は、いや、同じ学校の他のクラスの子だって、ここまでの授業は受けたことがないだろうと誇らしく思っていた。
先生と私たちのクラスでなければ、この授業はあり得ないのだと。
時々、わざわざ遠くのほうから見学に来る先生方もいた。
授業が終わって、先生が教室から出てから、「どうしてこういう授業ができるんだろう」と生徒に聞いている先生がいた。
あの時は答えられなかったが、今ならわかる。
生徒一人一人との信頼関係・授業の奥深さ・・・
先生は、私たちがわからないといくらでも時間をくれた。
それは今思えばとても大変なことだ。(授業の計画がいくらでも狂ってしまう)
理解させるのではなく、考えさせた。
答えがゴールなのではなく、限界まで思考することをゴールとしていた。
今の私には絶対まねできない。
いつか、そんな授業ができる日がくるのだろうか・・・
そんなことを考えていたらいつの間にかこんな時間に。
やばい。
まだ明日のプリント×3の準備もしていないし、精錬実習の内容も詳しく決めていない。
けれど、大事なことを思い出した。
これさえあれば、私はどこまでだって行ける。
久しぶりに、先生と話がしてみたい。
私が教育実習に来ていることは知っていると思うが、今頃どうしているのか・・・
生徒とのんびり釣りでもしているかもしれない。
周りには変人奇人と言われ続けたが(良い意味でw)、変わっていないだろうな~と思う。
僕も受けてみたいな。
>理解させるのではなく、考えさせた。
こういう時間を作ってくれる先生はいいですね。
かなり時間がとられてしまいそうですが、
「一方的な詰め込み」授業は、受けている方が苦しくなってしまいます。
勉強がキライになると思う。
いつか、そんな授業ができる日がくるといいですね。
人柄が出ている授業といわれたんですか?
やっぱり藤乃さんは、教師になるべきだと思います。
子供は教師に人間としての「師」を求めるから
人間的にキャパシティのある魅力のある人は教師になってほしいです。
残りあと少し、頑張ってください^^