最後の言葉
- カテゴリ:日記
- 2010/05/26 08:18:48
ひまわりが亡くなって、ちょうど2週間が過ぎた頃。
8月10日の夜に、ひまわりの携帯が鳴ったのです。
時間は10時を少し回った頃でした。
私はその電話に出て、とても戸惑ってしまいました。
「もしもし、あの・・・ひまわりさんの携帯ですか?。」
「はい・・・そうなのですが・・・どちら様でしょうか?。」
「あの・・・〇〇と申しますが、今ひまわりさんと待ち合わせをしているのですが・・・来ない様なのです・・・」
「私はひまわりの夫ですが、実は7月の25日にひまわりは亡くなったんです。」
電話をくれた女性は、そのまま泣き崩れてしまいました。
悪い事をしてしまったなぁ・・・。
「またご連絡します」と言って電話を切った彼女。
そして翌日の朝に、すぐにその方からお電話を頂いたのです。
「明日お伺いいたします。お持ちしたい物がありまして・・・」
12日の日曜日の午後。
その方は来てくださいました。
その方は、ひまわりと随分前に会う約束をしていたと言う事でした。
そして、ひまわりと会う理由とは・・・
准看護師であったひまわりに頼まれて、正看護師になる為の通信教材の資料を貰う約束だったのです。
その方は、ひまわりのために資料を持ってきてくださいました。
ご焼香を頂き、寂しそうに話をしてくださったのです。
その方も、准看護師から正看護師になったばかりだと言うのです。
一緒に働こうと、ひまわりと約束していた・・・。
そして、その方の口から少し信じられない事を聞く事になるのです。
「実は、約束の日の前の日、私はひまわりさんに電話をしているんです。その時なんですが、ひまわりさん出てくれたんですよ。私、はっきり聞いたんです。明日だねって・・・。」
思わず私は、ひまわりの携帯を確認しました。
確かに・・・着信履歴にその方の名前がありました。
当然、出た形跡は無く「不在」と記されていました。
しかし、その方はひまわりの声を聞いたと言います。
そうでなければ、待ち合わせ場所には行かないと。
ひまわりが話した最後の人が、その日に来てくださった女性だったのですね。
そしてひまわりは、どうしても正看護師になる資料が欲しかったのでしょう。
その資料は、彼女の祭壇に飾ってやりました。
ひまわりよ・・・
これで勉強をして、そっちの世界でも頑張って働いてくれ。
大好きだった看護師の仕事、そっちでも出来るな。
よかったね、ひまわり・・・。
最近はね、めっきり無くなったけどね。
無くなった直後は色々不思議な事があったんだよ~!
ここでは書けないような事もね。
きっとまだ、近くに居たんでしょうね。
うん、どんな事があってもね。
生きていける。。。
ひまわりの事でなく、他人のお話であれば少しゾッとするお話です。
でも、彼女の仕業だとすると、少しも怖くないんですよね。
むしろ、もっとこういう事を体験したいって思ってしまいます。
素敵ですか~。
そう言って頂けると、彼女も喜ぶと思います。
実はひまわりもケアマネを取ろうと思っていた事があるんですよ。
通信教育で学び、試験を受けましたが見事に落ちました。
難しいですよねぇ~。
miriさんは頑張っておられるので、きっと目標を達成されますよ。
応援してますね!
ほんとうにほんとうにあるんだよ。。。
ねぇ、「生きていける」って思えるよねぇ。。。
ほんとに
ひまわりさんって・・・素敵な方ですね~^^
アタシも見習わなくてはと思いました。
きっと今頃~正看護師さんですね♪
ケアマネ目指して~~~頑張ります。。。(^ー^)ノ
輝く未来ではなく、ささやかな夢はあったようですよ。
息子が生まれてからは、やはり彼との生活に生甲斐を見出していたようです。
そして、出来れば息子にも看護師をやらせたいって。
医療従事者のなかで、医師よりも看護師の方が患者と接する事が多く
より充実している仕事だと感じていたのでしょう。
心配・・・でしょうねぇ、父親は何と言っても私ですから。
私のケツをひっぱたくために、今でもどこかで見ている事でしょう。
その事が亡くなった後でも残っていたんでしょうね。
約束を守らなきゃって事と、正看護師になりたいと言う想い・・・。
ひまわりは子供の頃からの夢だったんですよ、看護士になる事が。
一度は諦めたその夢を、自分の力で叶えたんです。
やがて年老いても、パートタイムでもいいから続けるんだって言ってました。
すばらしいですよね。
さぶちゃんもきっとね、そういう生業に出会えるよ。
上を向いている人だから、さぶちゃんは。
看護師の仕事に誇りと愛を持っていたんですね。
しんみり。。です^^;
魔女さんと同じく、
本当に心配していたんだと思う。
招きさんのところに戻って来るひまわりさんは
いつも、とっても前向きなんだもの。
仕事ってイヤイヤやっていたり、お金のためと割り切ってやっている
という人が多くいると思いますし
それも仕方ないことだと思っているのですが
夢を持って仕事にのぞんでいたのだろうなと感じるひまわりさんは、
人生にも前向きな人だったのでしょうね。
わたしも何かがんばることを見つけなくちゃと思いますねw
へ~やっぱり同じような事はあるんですねぇ。
人の想いや感情は、肉体が滅んでも残るんですね・・・。
もう過去になってしまった事は仕方がありませんけど
でも、そういった彼女の想いが残されているとすれば
それほど嬉しい事はありません。
そしてそれ以上嬉しい事は、死後の世界でも彼女が幸せに
そして充実した日々を送っていてくれる事です。
クーピーさんがおっしゃるように、活躍してくれていれば私も幸せです。
似たようなお話を、やはりタウンの友人のブログで拝見していたので・・・不思議じゃない気がしました。
こういう事って、あるんですよね。
いつまでも、生きているような・・・ひまわりさんの存在感は永遠に続いて欲しいものです。
きっと、あちらの世界でもご活躍されているのでしょうね。
・・・すてきな、お話です。(◡‿◡✿)
いえいえ、それほどでも~って、私が言っては怒られますね。
自分が好きな物事や、好きな人にはとても真面目で熱心でした。
そうでない相手の場合は、実にアバウトで・・・(笑)。
でも、私には勿体無いくらいの女性だったです。
よろしければ、こちらに彼女の書いたブログがあります。
ご興味がありましたら・・・。
http://himawari0430.spaces.live.com/
大切だったんでしょうね。
余程その資料が欲しかったのでしょう。
だから電話に出たんだと思います。
仕事は本当に好きでしたねぇ。
まぁ看護士の習性でしょうか、職場は頻繁に変えていましたけど。
それでも仕事が絶えないってのが、やはり凄い資格ですよね。
彼女に相応しい、お仕事だと今でも思っています。
だからきっと、この約束が大切だったんだと思います。
お友達思いで、勉強熱心で、
素敵な方ですね。
お話しさせていただきたかったです。
今でも、優しいひまわりさんを見習って、私もがんばります!
あら、泣かせてしまったかしら。。。
彼女が旅立って、もうすぐ3年になります。
もういい加減資格は手にしているとおもいますよ。
きっとあちらの世界でも、看護士は不足しているのでしょう。
だから彼女が選ばれたんだって、そう思っています。
今頃はきっと、バリバリ働いてくれている事でしょう。
お仕事も大好きで、志を持っていらっしゃったのでしょうが
何より、ご家族のために、よりキチンと働きたいと願っていらっしゃったのでしょう。
寂しがり屋の招き猫さんのために、いろんな方向から小まめにメッセージを送ってくださるのが
なんだか、温かく、いじらしく・・・
可愛い人だったんだなぁ。
ひまわりさん、改めてご冥福をお祈りします。
きっと今頃猛勉強してるでしょうね。あんまり根詰めないようにってお伝えください。