Cat fishing on !
- カテゴリ:日記
- 2010/05/24 16:29:40
私、招き猫が魚釣りをするから、キャットフィッシング!
ではございません。
土曜日の夜、魚釣りに出かけた。
息子と共に。
市原市に住む叔父から、近所の川でウナギイヌが釣れ出したぞ~という情報を貰い、早速出かけてみた。
そして叔父の情報によると、とてつもない大物も釣れるという。
しかし釣り場は橋の上からであり、そのような大物は橋の上まで持ち上げられないとの事。
川の両岸は葦などのブッシュで覆われ、釣りは不可能。
と言うわけで仕方なく、橋の上からと言う事になる。
21時ごろ釣り場に到着。
息子と私はディレクターチェアに座り、釣竿は橋の手すりに立てかける。
餌はドバミミズ。
とてつもない大物対策で、仕掛けは巨大なセイゴ針に4号のハリス。
これならなんとかなるやろ。
仕掛けを作り餌を付け、仕掛けを投げる頃には息子はディレクターチェアのリクライニングを倒し、夢の中に人になっていた。
私は車から毛布を降ろし、私の天使にかけてやった。
時計の針が23時を回るころ、私の竿に大きなアタリが。
ガツンという手応えの後、ガンガン大暴れする得体の知れぬ獲物。
間違いなく本命のウナギイヌなどではない獲物に、今度は一気に竿がのされプツリとヤラれる。
何だったのだろう?一瞬の出来事。
コレがとてつもない大物だろうか?
30分後に再びアタリ。
今度は先ほどの引きとは違い、ガンガン暴れるわけではなくずっしりと重い感じ。
しかし、ウナギイヌの重さではなくもっと大物。
橋の真下まで引き寄せても、獲物は川の底の方へ突っ込んでいく。
ようやく力尽きた獲物は、水面に顔を出す。
その獲物は、50Cmほどの巨大なナマズ!
私は竿を脇に挟み、尻ポケットに用意していた軍手をはめる。
そして竿を置き、ラインを手で持ち獲物を橋の上まで手繰り寄せる。
コレが叔父の言う「とてつもない大物」だろうか?
しかし叔父曰く
「白くて体高がある70Cm以上の魚。とにかく橋の上まで上がらねえなんだ。魚種?なんだかわかんねー!」
と言う事。
コイツが正体ならば、あまりにもあっけなく上がってしまったし、体高はそれほど高くない。
そして先ほどバラした魚とは、完全に引きが違う。
しばらくすると、再び40Cmほどのナマズを上げる。
ナマズばかりや。
本命のウナギが釣れない。
夜の1時を回る頃、ふいに息子が目覚める。
「おとしゃん、釣れましたか?」
「う~ん、ナマズが2本釣れました。」
「え?ナマズ!どこどこ?」
「いや、ナマズ帰った。」
「え?ナマズって食べられないの?」
「いや、食べられない事も無いが、捌くのがイヤなんだ。」
等と話していると、突然大きなアタリが!
慌てて竿をつかみ、ポンピングをしながら巻き上げる。
凄い引き!
遠くで魚が跳ねる音がする。
エラ洗いだっ!
エラ洗いとは、魚食魚がフッキングした時にする行動。
水面に飛び跳ね、首を左右に振り口にかかったハリを外そうとする現象。
どちらかと言えばインセクト・イーターであるナマズは、この行動はあまり取らない。
エラ洗いをする魚の代表はブラックバスであるが、この引きはブラックバスの比ではない。
考えられるのは・・・
シーバス
エラ洗いをクリアはしたが、その後はもの凄い重量と暴れに苦しむ。
何とか橋の下まで引き寄せはしたものの、今度は橋の下を潜り反対側へ突っ走る。
リールのドラグが鳴き、ラインが再び出てゆく。
ようやく水面に姿を現した対戦相手。
口を大きく開き、魚体を横にすると高い体高に白い体色。
最初に釣った大ナマズよりも明らかに大きな魚体。
恐らくは70Cm、いや、それよりも大きいかも知れない。
空気を吸い、疲労により完全に動きが止まった獲物。
竿で上げるのは絶対に不可能。
私はナマズの時と同じように軍手をはめ、ラインを手繰ろうと試みる。
ラインを手繰ると完全に疲れた魚は、最後の力を振り絞り身体をくねらせる。
その瞬間ラインブレイクし、魚は元居た水中に消えていった。
「おとしゃん、大きなお魚は?」
「帰った。」
悔しがる息子。
そして父の腕は筋肉痛。。。
逃がした獲物は恐らく、シーバスだと思われる。
キャッチしていれば、お刺身の他カルパッチョやムニエル、薄くスライスしてしゃぶしゃぶなどで楽しめたはずである。
あぁ、逃がした魚は大きすぎた。。。
さて、息子も起きた事だし、気を取り直して再びアタリを待つ。
そして待望のアタリが!
「よし、キアヌ行け~!」
喜び勇み、息子はリールを巻く。
どうせまたナマズである。
重いと言いながら、それでもリールを巻く息子。
ちっこいナマズか?
魚が下まで来て魚体を見せる。
するとなんと、50Cmほどの立派なウナギイヌ!
本日初めてクーラーボックスにキープされた魚を釣ったのは、我が息子キアヌ。
気付けば時刻は3時を回っていた。
もっと釣りたいという息子を説き伏せ、竿を納める事にする。
帰りの車中、眠るどころか大はしゃぎの息子の笑い声が止む事は無かった。
翌日、ウナギイヌは蒲焼にされ我が家の夕げを飾った。
ちなみに、ナマズを英語で
Cat fish
と言うらしい。
ヒゲがあるから・・・という理由で。
はい、その臨場感ってのを出すのに苦労しましたぁ~(うそ)。
でもホント、楽しい釣りだったんですよ!
そうらしいですねぇ。
こちらのグルメ番組で、カリフォルニア料理ってのをやっているお店を紹介してましたが
そこの調理長がCat fishをまるごと唐揚げにしてました。
アメリカナマズは日本ナマズと違って、普通のお魚って感じですよね~。
でも、日本のナマズは魚類というよりも両生類みたいで、どうも気色悪いです。
オタマジャクシみたいで・・・
アレを食す気にはどうもなりませんねぇ。。。
うん、ワシもキアヌもめっちゃ楽しかった。。。
食わしてもらってる?
そうなるんか?
仕掛け作ったのも、餌付けてポイントに投げたのもワシなんだけどな。
キアヌはリール巻いて釣り上げただけでっせ。
まぁ、いいけど。
すごく臨場感ある日記!w
前出ですが、アメリカではナマズを食べますw
特に南部料理なんですが、フライにすると美味しいんですよーw
ってか、もうキミは「息子に食わしてもらってるオヤジ」ではないかっ!(爆
お~新キャラクターのナマズネコ!
赤塚せんせーがご健在ならば、どんなキャラにしてくださるだろうか?
名前からしてかわいくないですねぇ・・・。
ウナギイヌそっくりと言えば某讀賣球団の阿部捕手ですが
そのレポーター氏もあんな感じでしょうか?
まぁ、本物のウナギからしてそれほど気色の良い生物ではございません。
しかしあの香ばしい香りや、ジュッと出る脂の味を想像すると捌けちゃいます。
何せ天然ウナギの蒲焼ですからねぇ~!
ファイトの顛末が面白かった~^^
でも・・・・
福岡のローカル局の深夜番組のレポーターに
ウナギイヌそっくりのオッサンがいます。
やつが、かかってる図を想像してしまい
食欲減退ですorz
この日は有終の美でしたが、このウナギは彼の釣り人生の始まりになったかもしれません。
今朝も言われましたから。
「また釣りに行きたいよ~」
あ、そっか、招き猫だからCat fishしか釣れないんだぁ~。
もっと良いお魚を招きたいものです。。。
やっぱり招き猫さんだからナマズ(cat fish)釣れたんでしょうね。
お疲れ様でした~
ほ~ナマズを食したんですね。
しかも天ぷら!
そりゃ初耳です。
私も以前ですね、食った事があるんですよ。
少し小型のナマズが釣れましたので、家に持ち帰ったんです。
恐る恐る捌いたのですが、本当に気色悪かった。。。
そしてウナギと同じように蒲焼にしてみました。
そうしたら、ほとんどウナギと変わらない味なんですよ。
きっと「ウナギだよ」と言って出されたらわかんないかも?ってくらい。
今回のは4~50Cmでしたので、ちょっと捌くのは無理っす。
夢に出て来られてもナンですから。。。
あぁ、あちらのナマズは日本ナマズとは少し味が違うようです。
アメリカでは結構食べられているようですよね。
から揚げにしてソースをかけて食べたり。
フライにもしてますね。
淡白な味で、なかなか美味しいらしいですね~。
アメリカナマズは日本にも外来種として生息しています。
わが街を流れる江戸川にも、大量に生息しています。
ウナギを釣っていると、必ずと言っていいほど掛かって来ちゃいます。
おかげで在来種のタナゴやモロコ、モツゴといった小魚が居なくなっています。
食用として持ち込まれたらしいんですけどねぇ、困ってしまいます。
はい、ウナギはばあちゃん特製のタレに付けられ、美味しい蒲焼にさせていただきました。
たっぷり3串も取れましたよ~!
きっとキアヌも自分で釣った大好物のウナギでしたから、いつもよりも数倍は美味しかったでしょう。
はい、そりゃもう美味しかったですよ~。
何せ天然モノのウナギを、捌きたて焼きたてでご飯に乗せたうな丼でしたから。
まぁ、お店で食べたら結構なお値段すると思います。
キアヌにも、努力とこの美味しさが比例しているんだと言う事を
しっかりと学んでいただきたいものです。
ヌルヌル~のウナギも蒲焼にしてしまえばこの上ない美味ぃ~になります。
あの味を想像しつつ、必死に捌くのですよ、ハイ。
そりゃもうですね、自慢しっぱなしですよキアヌは。
ぼくが釣ったウナギ、おいしいですか?って言うんですけど
君はリール巻いただけじゃないの!
まぁ、彼のお手柄って事に我が家ではなっております。
ウナギイヌは赤塚せんせーが描いたキャラですね。
天才バカボンの中で登場する、ウナギに4本足を付けたワンワンと鳴き言葉も発する生物です。
詳しくは讀賣球団の阿部捕手の顔を参照してください。
アレとウリ二つです。
そうですね~なかなかエキサイティングな釣行でした。
オイシイ所を持って行ったキアヌですので、やはり彼は何かを持っているのでしょう。
シーバスは次回のお楽しみと言う事で。
また次の土曜日に出掛けようかなぁ~。
ナマズ。わりと普通に売ってたなぁ。
淡白な白身の味でしたよ。たぶん臭みがあるのかな。だからフライになるのかも。
天然のウナギ、よろしいですなぁ。。
タレをつけて蒲焼ですね。。おお。。
がんばりました。キアヌ君。
キアヌ君、がんばったね^^
ムリだぁ~~~~~
キアヌ君は僕が釣ったぁ~って
食べたんでしょうね^^
マンガのキャラでしたかwwサザエボンみたいなやつですねw
お話はなかなかドキドキの展開で楽しめましたw
最後はキアヌくんがまとめてくれたというすばらしい締めでなによりw
大きなシーバスを釣ってもらって料理のおこぼれにあずかりたかったです(o^-^o) ウフッ
ウナギ、さばくんですよ、私。
アナゴを良く釣るもんで、上手になりました。
ホント、最後の最後にウナギゲットしました。
夜中の2時を回っていたと思います。。。
がんばったかいが、ありましたね~!
息子さんスゴイ^^b
はじめまして~!
コメントありがとうございます。
え?小説。。。いえいえ、拙い文章で恥ずかしいっす。
なまずも蒲焼にするとウナギとほぼ同じ味らしいですよ。
でもあの顔を見ると、包丁を入れられないんですよねぇ、怖くて。。。
小説みたいな文章、すごいですね^^
なまずじゃなくて、立派なウナギがつれて良かったですね~^^♪