薔薇薀蓄を少々
- カテゴリ:日記
- 2010/05/23 15:54:26
昨日見てきた薔薇園の薔薇には、品種によってお国柄が表れていた。
フランスのメイアン種の薔薇は、艶やかな真紅やピンクの手のひらサイズの大ぶりな薔薇で、香りも芳醇でこちらが匂いに酔いそうなほど強い。
自己主張と個人主義の強いフランスらしいように思えた。
ドイツ品種の白や淡い黄色の薔薇は、清楚で地に足のついたような花が多かった。
匂いも控えめで、質実剛健といったようだ。
アメリカ品種の薔薇は、目の覚めるようなショッキングピンクやオレンジの賑やかな花が多かった。
基本、ポジティブなお国柄を忍ばせる。
さて、わが国は?
ふり太鼓という品種があった。
咲き初めは黄色がかった橙色から、開ききると赤みの強い朱色になる小ぶりの薔薇だ。
色鮮やかで目を引く。
一緒にいた友人曰く。
「ハッピをきた若いおねえちゃんが集団でおるみたいや!」
激しく同意してしまったwww
お祭り好きの日本万歳みたいな。
薔薇の花は、西洋のイメージが強い。
だが、古くから日本は薔薇の花が自生している、世界でも有名な国だ。
イバラ、ノイバラなどと呼ばれて、古典や歌集に顔を出している。
江戸時代の園芸家にも、ことのほか愛された。
また、優れた薔薇の品種を世界に送り出してきた国でもある。
薔薇の原種は、一重咲きの優しげな花が多い。
日本人が愛してやまない桜や梅、桃や林檎、アーモンドなども薔薇の仲間だ。
華やかな艶やかな花ですよね。
フランスは往年の女優名のがあったなあ。
グレタ・ガルボにリリー・マルレーンとか。
コメントありがとうございます^^
好きこそ探究心が湧くというものでwww
ジョゼフィーヌ皇后以前の時代の薔薇はオールドローズと呼ばれるんですよね?
中世では薔薇の花はタブー視されて修道院でしか栽培されなかったとか。
調べるとどんどん深みにはまっていきます^^;
お花屋アナログからのマメ知識!!アジア原産のバラがフランスで育てられて
品種改良がおこなわれていっきに品種が増えました!!
で、そのバラ。300しゅるいほどを集めさせたのがあのナポレオンの皇后の
ジョセフィーヌさんなのだ(>_<)b!!
そうなんだよ。北半球の温帯に自生してるうだって。
で、不思議なことに南半球には自生ないんだよなあ。
万葉集も違う言葉ででてるかもしれないなあ??
薔薇って西洋から入ってきたもんじゃなかってんな・・・
万葉集とか専攻してたくせにお恥ずかしい限りですw
万葉集は昔すぎる・・・かな?
そうそう、源氏物語にでていても少しもおかしゅうはないわけでw
薔薇の歴史も調べていくと楽しいものです。
特に、青薔薇を咲かそうとする努力が、今の品種の多さにつながっているとかw
これは、あくまでも私の主観ですがw
薔薇の花に囲まれた午後は、とってもたのしかったですよ^^
源氏物語……というかマンガの『あさきゆめみし』で、庭の薔薇(そうび)が云々ってシーンがあった筈。
自生してるって事は、当時の貴族の庭にあってもおかしないよね♪
桜の花見は毎年してるけど、バラ園に最後に行ったの、いつやったっけ……?
久し振りに出掛けたくなっちゃったwww
それにしても ステキな時間を過ごしたんですね^^
お友達も ステキな方なんですね~
でも日本が そんなにバラで有名だったなんて 知りませんでした♪
個人的には ドイツのバラを 見てみたいです (〃ω〃) ポッ