ドラマ【絶対零度】【ジェネラルルージュの凱旋】
- カテゴリ:テレビ
- 2010/05/19 00:55:16
【あらすじ】インターネットで予告された場所に現れたのは、千山事件の被害者・宮田ユキの友人だった沢井春菜だった。春菜は塚本にナイフで切りかかり逃亡。泉は追おうとするが、それを塚本が止める。春菜はほどなく警察に連行され、泉は事情聴取をしようとするが、春菜は何もしゃべろうとしない。春菜の持っていたナイフには動物の血はついておらず、現場に残された靴跡と彼女の靴は一致しなかったため、証拠不十分でその場は自宅に戻ることになる。泉は、多数の目撃証言がある、赤い髪止めの少女が、目撃者を警戒していないことに疑念を抱く。 【あらすじ】患者だった自分を覚えていないと言う速水に反感を抱いた和泉は、パソコンで速水と花房を告発する文書を作成する。救急センターに、ホストの勅使河原が運ばれてくる。急性アルコール中毒と思われたが、治療で回復、他にどこにも異常が見られなかったので、翌日退院した。また、寺内という老人が、腰が痛いというだけで救急車を呼び、窘める田口に、自分は国会議員の鴨志田とパイプがあるから優遇するよう要求する。それを知った白鳥は、入院した寺内を通じて鴨志田の情報を探ろうとする。そして、退院したその日にまた勅使河原が運ばれてきた。強度の混乱状態で、自らマンションのバルコニーから飛び降りようとしたと言う。
【感想】うーん、先週までは面白かったんだけどな…。今週は途中、特にあの真犯人の男が再登場したあたりから、あ、こいつが犯人ってわかってしまいました。まぁミステリーファンのカンだけどね。そういうのってありますよね。なので後は消化試合みたいな空気が否めず、ちょっと残念な感じでした。いっそ、もうちょっと描写を控えて1回でまとめた方がよかったかも。先週と逆のこと言ってますけどw いや、今回の出来がよければ、前後編もアリだと思ったんですがね…。展開が予想通り過ぎてねぇ…。でもあの男、捕まえても結局器物損壊+不法侵入くらいの罪にしか問えないのは、本当に残念ですよね。器物といっても、命のある動物なんですから…。それにそういう事件があった学校の生徒達の心理的な影響は計り知れません。あんだけ繰り返したんだから実刑は免れないとしても、もうちょっと、何とかなりませんかねぇ、本当に。だけど反面、私たちが動物を殺して食べていることも事実なわけで、それは罪なことかもしれないけれど、法的には罪に問えません。江戸時代に戻って、生類憐みの令でも出せればいいんですけどねぇ。そういや、どこぞで猫と結婚した男性てのがいたようですが、あの場合どうなの。物と結婚したことになるのかな。それとも内縁?w
【感想】今回、かなり本筋の方の比重が重めで、サブストーリーの方は軽めでしたね。なくてもよかったんじゃないかってくらい。チョウセンアサガオについてちょっと調べてみましたが、かなりレアなケースみたいですね。年間の被害者が10人いってないくらいの。よくまぁこんなレアなケースを持ち出したなw つか、よくCMなんかで「自然由来の~」とか言ってますが、この世の中に自然由来でないものなんかないんです。石油だって天然自然のものだしね。人間は自然から逃れられない。というか、人間も自然の1つでしかない。それはさておき、自然由来とはいえ、こんな怖い植物もたくさんあるのも事実で、野草を食べたり自分で釣った魚を食べたりする時は、生半可な知識だと痛い目を見ることも…。皆さんもご注意下さい。…で、和泉が捨てたはずの告発文書が何故か事務長の手に、しかも書いたはずの花房のことだけ削除された状態で渡っているということで、やっとバチスタらしくなって参りました。おせーよ。まぁ怪しいのは、和泉が文書を捨てた後、思わせぶりな顔で部屋を覗いていた花房ですよね。削除してあったのも自分のことだし。しかし速水に心酔しているかに見える花房が、あえて速水を告発する理由がわかりません。可愛さ余って憎さ百倍ってか~?w でもそれじゃ、あまりにも単純すぎるんですよねぇ。あと、最近思うのですが、TKOの木下が実にいいですね。本当にどこにでもいそうな医師で、リアリティがありすぎ。近くの病院でスリッパ引きずって歩いてそうな雰囲気です。彼をキャスティングした人、天才だと思うな。あと、殿だけホストにスカウトされてましたねw さすが殿www