【あらすじ】龍馬が居酒屋で、行く末に悩む以蔵と話していると、偶然収二郎がやってきて、以蔵の裏切りと龍馬の脱藩を責める。そこに土佐藩の追っ手がやってきて、密かに朝廷と接触した罪で収二郎を捕まえようとしたので、龍馬は２人を逃がすハメに。ついに幕府は攘夷決行の日を決め、朝廷に報告。それは報告より２０日後の５月１０日だった。志士たちは攘夷決行に備えるが、土佐の山内容堂はまったく動こうとしない。勤王党の志士たちは不安になり武市をせっつくが、武市はギリギリまで容堂を信じて命令を待っていた。そして向かえた５月１０日。攘夷を決行したのは関門海峡を通ろうとした英国船に砲撃した長州藩だけだった。

【感想】今日の目玉は、後半の龍馬と武市の長い会話でしたね。龍馬は何とか武市を自分の味方に引き入れようと必死。しかしその思いは通じませんでした。ここまできたら武市ももう、自分が間違っていたことに気づいていたと思います。もしこれが龍馬でなく、勝や他の志士の呼びかけなら、少しはなびいたかもしれません。しかし幼なじみの龍馬が相手では、逆にプライドが先に立ってしまう。常に武市は龍馬より優れていた…その武市が龍馬に従うことは、自分より劣った人物に従うことになってしまうから…そんな思いが秘められていたように思います。そして武市は龍馬と違って、幕藩体制という型に嵌って抜け出せなかったのだと思います。藩主と面会し、龍馬が感じた底知れぬ妖怪のような人物という印象、武市が感じた高貴で尊敬すべき人物という印象、それだけ見てもその差がわかりますね。脱藩した龍馬は、容堂に許されても、これでやっと藩邸に気軽に入れるくらいにしか思ってないのに、武市は容堂にもらったお菓子のことをいつまでも気にしているくらいですし。上士格になった時にもものすごく喜んでましたしね。思うに彼に足らなかったのは、情報収集力かもしれません。もし他藩の志士たちと酒を飲み本音で話し合うことがあれば、攘夷にもいろんな考え方があることに早くから気づいたかも。真面目すぎたんでしょうね。それと今回残念だったのは、以蔵が勝を警護している時、実際にあった襲撃事件がバッサリ省略されていたこと。あれなかったらもう以蔵の見せ場ないよ？(；´Д｀)　酒色を好んだらしいので、女と一緒にいたのはいいんですけどね。このドラマでは珍しく以蔵がクローズアップされたのに、かっこいいとこがないんじゃ可哀相です(´；ω；｀)　あと、今回弥太郎の出番がありませんでしたね～ｗ　ナレのみでした。
※今回も長くなりすぎたので【史実とはこう違う】は省略させていただきます。

【あらすじ】霧彦の妹・雪絵は、冴子と会ってミュージアムに協力したいと申し出る。冴子はすぐには信用できないと攻撃を加えるが、井坂は雪絵の特殊な能力に目をつけ、彼女を味方にすることを勧める。雪絵が本気でミュージアムに協力するとは思えない翔太郎は、霧彦と雪絵が通っていた保育園を訪ね、そこで雪絵と再会する。雪絵が不動産業者を襲っていたのは、その保育園の土地を地上げしようとしていたからだった。園長から預かった、２人を描いた霧彦の絵を雪絵に渡して説得しようとするが、雪絵はドーパントに変身して襲い掛かってくる。

【感想】ああ、アクセルが井坂に踏まれる図って、いいですね(人´∀｀)．☆．。．:*･ﾟ　すみません、どう見てもＳですごめんなさい。やはり雪絵はミュージアムに協力する気なんかさらさらなく、復讐するつもりだったんですね。ここまでは読み通り。そして、どんな決着をつけるかなぁと思ったら、相変わらずツメの甘い冴子と井坂は、雪絵にトドメを刺さずにイエスタデイ・ドーパントの刻印を逆につけたのですね。まぁツメが甘いのは特撮の敵のお約束ですけども。そしてエクストリームとウェザーが初の直接対決。エクストリームつええ。でもウェザーもしぶとい。なかなかいい勝負でしたね。アクセル行き場なし。でも次回、アクセルがパワーアップするのかな？　最後、せっかく雪絵と翔太郎がいい雰囲気になったのに、全部忘れてしまうなんてｗ　でも忘れた方がいい記憶ですからね。兄が死んだことまで全部忘れてしまったのかなぁ？　それはさすがにまずいと思いますが…。しかし、雪絵はいつどこでメモリを入手したんでしょうね？　普通に闇のブローカーなどから買ったのかなぁ。あと、ちょろっとしか出なかったけど、若菜可愛かったですねぇ。