~争いのない世界~*謎の転校生・中編*
- カテゴリ:自作小説
- 2010/05/09 04:38:33
この前転校してきた謎の少女・紅悠 美波。
その人は一週間前はランクFだったのに、
一週間たった今、ランクはAだった。
そのうち玲は、自分のランク、Sをとられるんじゃないかという心配は…
ぜんぜんしなかった。
そもそもSランクは特別な人しか入れないのだ。
そのことも知らない美波は、玲を探して走り回っていた。
その姿を星姫と塑羅が見逃すわけなかった。
塑羅「探してるわね…。」
星姫「しっかり見ちゃいましたよ~!」
塑羅「これは玲に知らせたほうがいいわね。行くわよ、星姫。」
星姫「りょーかいなのです!」
壁にへばりついて美波のことを観察していた塑羅と星姫。
塑羅は壁から離れ、冷たい風を起こしながら自分のクラスに向かう。
星姫は塑羅に敬礼してから走って塑羅の後を付いて行った。
玲「あ~、さっきの授業寝てたから、大切なところ聞き逃したから
塑羅に聞こうと思ったのに~!肝心なときにいないんだから!」
美波「見つけたわよ!玲さん!」
玲「え?」
美波「さて、白状させてもらうわよ。」
そういって美波は玲の肩をつかんだ。
玲「な、何が…?」
美波「とぼけても無駄。あなた、どうやってしてSランクに入ったの!?」
塑羅「あら、遅かったみたいね。」
星姫「れ、玲先輩~…」
塑羅「あいつはかなりのバ…正直だから本当のことを話すわよ。」
星姫「塑羅さん、バカ正直って言いかけましたね?」
塑羅「さて、何のことかしら?」
玲「だから~、前話したでしょ?Sランクは特別な人しか入れないのよ!」
美波「だったらその特別とやらはあなたは持ってるの!?」
玲「そんなこと知らないわよ!大ババ様が勝手に入れたんだから!」
星姫「あわわ…、ちょっとやばいんじゃないですか~?」
星姫は教室のドアにへばりつき、玲と美波の事を見ていた。
塑羅「しょうがない、助け舟を出すわよ。」
星姫「ふえ!?」
塑羅は星姫に何回もたたかれたところをなで、玲の傍による。
塑羅の考えがまったくわからない星姫は、ずっとドアにへばりついていた。
塑羅「玲、これからの用事忘れてないかしら?」
玲「用事?なんだったっけ?」
塑羅「ほらやっぱり忘れてる。ほら行くわよ」
バレそうでなかなかバレそうにも無い嘘を吐き、玲の腕を引っ張った。
が、
美波はその行動を見逃さず、塑羅を引き止める
美波「え~っと、塑羅って言ったっけ?今玲さんと大切な話をしてるんだけど。」
塑羅はその言葉を聞き逃さず、反撃した。
塑羅「あなたにとっては大切かもしれないけど、私たちにとってはどうでもいい話なのよ。」
美波「………」
心が冷たいせいか、その言葉はもっと冷たかった。
もうほぼ玲を引きずってる状態で教室を出た。
でも美波はあきらめなかった。
その日の夜、美波はあることを考えた…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~続く
え~…、一ヶ月ぶりの小説です!
話がまったくわかんない人は前の話を見ましょう。はい。
えっとですね~、
美波と塑羅はまったくかみ合いません。
簡単に言ったら自分の意思がばらばらってとこですかね?
たぶん後編じゃ終わらないかも…
塑羅が言うときって真顔ですからね。
本当に信じちゃうんですよ^^;
『オリキャラ達の世界』
が
『オリキャラ達の魔法学園』
に、
バージョンアップ!今度書くね~♪
なんか、塑羅ってだましうまいですね
いえいえw
才能なんてこれっぽっちもないですよ~w
よく小説を書くんですね♪今度見てみますね♪
うちもよく書くケド・・・・・なかなかいいのがww