Nicotto Town


昼行灯の雑記帳


どうでもいい野菜の分類3 ユリ科

普段食べているお野菜の、ほんのり植物学分類記事第3回。

えええ~?ユリ根以外にあるの~??と思われるかもしれませんね。
実は野菜の中でもこれがなくては!っていう結構重要なポジションを占めていたりします。

まずはタマネギ・ネギ。

この辛味と特有の香りを持った野菜が、ユリ科というのは意外かも?
花はネギと同じ葱坊主です。細かい花の1つずつは、ユリと同じ3枚花弁の3枚苞(蕾を保護する葉)。
いろいろ体に有用な成分があるので、積極的に取りたいお野菜です。
タマネギの原産は中央アジアから中近東にかけて。
ちなみにタマネギとネギは非常に近縁です。
アサツキ、ワケギも、味、香りからも想像はつくかと思いますがやはり近縁。
野生のノビルもかなり近いです。

ニラ

これもユリ科です。あのにおいと平べったい葉からは想像もつきませんね。
でも、夏に咲く花は白くてなかなか清楚です。切花にも向いています。
中国に自生、日本は原産という説と、自生という説があり、まだ詳細は不明です。
花が綺麗なので近縁には観賞用の球根草花もあります。
自宅で栽培の場合、気をつけたいのはスイセンとの混植。
葉も株元も似ており、要注意。
スイセンは彼岸花と同じ胃腸毒があります。食後5分で一気に来ます。
重い急性胃腸炎になりたくないなら気をつけましょう。

ニンニク

この香味野菜もユリ科です。
高い滋養強壮効果があります。原産地は中央アジアらしいとされていますが、すでに古代エジプトで使用されていましたから、はっきりは分からないようです。
花は葱坊主系。

と、ここまでのユリ科はすべてAllium属(ネギ属)です。
みんなユリ科の中でも近いグループです。
Allium属はにおい成分があるものが多いグループです。
なんとなくちかさが分かる??

アスパラガス

これも一般分類ではユリ科です。(別の分類法ではアスパラガスはクサスギカズラ科で独立していますが、便宜上ユリ科に入れます)

アスパラガスの葉に見える部分は実は葉ではなく、茎の変化したもので、本来の葉は退化してほとんど分かりません。
普段食べている部分は、この葉のようなものが展開する前の若い茎です。
観葉にも何種類もありますが、食用になるのは和名オランダキジカクシ(オランダ雉隠し)だけ。ものすごく茂るのでこの名があります。
疲労回復効果のあるアスパラギン酸を含みます。
白いアスパラガスは、地面に芽を埋めたまま育て、日に当てないで作ります。
雌雄異株といって、オスとメスの株があります。

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2009/02/03 20:07
>Rinさん

あら、香味野菜がお好きですか。
タマネギやニラなど、においが嫌いって言う方多いんですよね、案外。
体には良いんですけれど。
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2009/02/03 17:40
好きなものばっかりwww
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2009/02/02 20:29
>pikkoさん

ユリ根は匂わないですよ~。
ユリ科の中の、アリウム属が、匂いのするものが多いんですよ~。
科の中にまた、近いグループの「属」という分類があって、さらにその下に「種」があるんですよ。
鳥で言うと、オカメインコならオウム科オカメインコ属オカメインコ(種)となります。
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2009/02/02 13:34
ユリ根ってにおいしますか?匂わないイメージです。
嗅いだ事ないなぁと思って。
それ以外はツンっとしますね〜。
ネギ系全部好きですね。毎日、どれかを食べてます。

そういえば、以前ニュースでノビルやニラと間違えて、水仙食べたって事故ありましたね!
売っていた物らしく、怖いなぁと思いましたよ。
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2009/02/02 09:44
>ダバさん

ギョウジャニンニクもユリ科ですよん。ネギ、ニンニク同様アリウム属です。
それだけ植えられるスペースがあるのはうらやましいのう。
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2009/02/02 01:58
ギョウジャニンニクはユリ科なのかな?
ちなみに、書いてあるの全部うちに植わってます。。




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