みんなの歌の
BUMP OF CHICKEN
の『魔法の料理～君から君へ～』
聞いて欲しい。
http://www/youtube.com/watchv=WirYaCJUYAQ&feature=related
で聞けますし素敵な音楽にあったアニメに感動すると思います。
　
コロは天国の爺ちゃんを思い出しました。
コロにいっぱいいっぱい善い事してくれた爺ちゃんにコロは悪い奴シタ・・・・
コロのちっこい頃、コロは幼稚園が嫌いシタ。
だから・・・ぐずって行かなくて
行かないと母ちゃんが困って父ちゃんは怒って・・・・
ちびコロを家からポイして玄関を閉めちゃいました。
だからちびコロは閉まった玄関をガチャガチャして凄く凄く泣きました。
ちびコロが泣いてると裏から出てきた爺ちゃんがちびコロを手招きしておんぶして遊んでくれました。
爺ちゃんは映画にも連れてってくれました。
連れてってくれたけど・・・・
アニメじゃ無くて古い時代劇の映画シタ。
ちびコロは映画に連れて行ってもらったのに「アニメが良い!!」って泣いたです。
爺ちゃんはちびコロと大好きな時代劇が見たかっただけなのに・・・・
いつからか爺ちゃんはちびコロと映画に行かなくなったデス。
ちびコロは小学生になって爺ちゃんは机を買ってくれました。
薄い明るいブルーの天井の机でした。
ちびコロの友達はみんなアニメの絵のついたセットの机で、その机を見ていたちびコロは自分の机が凄くみすぼらしく見えました。
(本当はその机の方が高価な物で爺ちゃんは奮発したのにねぇ、爺ちゃんごめんね)
ちびコロは考えました。
みんなの机に有る絵を自分で机に書いてしまおう!←見事に失敗でした。
ひどく爺ちゃんの買ってくれた机を傷つけただけで・・・・終わり。
母ちゃんにも父ちゃんにも怒られたけど爺ちゃんは笑って怒んなかった。
次の日に真っ白なカーテンを買ってきて油性のマジックを色んな色を買って帰ってきた!
新聞紙をひいた上にカーテンを広げて好きなようにちびコロと弟に絵を描かせてくれた。
ちびコロには良く画けたと思った絵は足が6本のヘンテコリンな生き物の絵。
爺ちゃんは
『小鹿、巧く画けたもんだなぁ』って喜んでくれた。
爺ちゃんあんな絵を見て良く小鹿を描いたってわかったよね。あきれるくらい酷い絵だったのに。
ちびコロは少しだけ大きくなってオルガンを習ってる子が近所に出てくるとオルガンを欲しがった。
母ちゃん達はちびコロの根性が良く分かってたから爺ちゃんをとめたのに・・・・
爺ちゃんはちびコロにオルガンを買ってくれた。そんでちびコロはオルガンを習いにいったけど・・・・
先生は出来る子を大事にする先生で不器用のきわみのようなちびコロと合うはずも無く、しかも礼儀に厳しい人で叩かれたりするから
・・・・ごめんね。
オルガン教室をスグに止めちゃって爺ちゃんがせっかく買ってくれたオルガンは置物のようになった。

もう・・・天国旅行に行く前の爺ちゃんはコロの顔を忘れちゃう時があった。
忘れちゃうよねぇ・・・・コロは寝ている爺ちゃんのそばにあんまり行かなくなってた。
爺ちゃんの寝ている部屋は薬と何かの匂いと・・・何もかも忘れていく爺ちゃんが怖かった。
でも思い出してもらうために爺ちゃんの手をにぎってみなきゃいけなかった。
今は爺ちゃんは寿命を全うして天国に居る。
爺ちゃんに悪る悪るしてたコロは寿命が来ても爺ちゃんの居る天国に行けないと思う。
だからね。コロは神様に頼もうと思うよ。
『鳥にしてください』って。
鳥になって天国まで飛ぶよ。
天国まで飛べなくて落っこちて死んじゃっても、また鳥にしてもらう。
なんども鳥になって飛んで飛んで・・・・
天国にたどり着けたら・・・・言うよ
『爺ちゃん　ごめんね』
　
♪君のねが～いは　ちゃんと叶～うよ
楽し～みに　しておくといい
これから出会～う　宝も～のは
宝もの～の　ままで～古びていく～♪