塑羅「………」
星姫「………」
玲「それが、私が友達を作らない理由よ…。」
私は自分の過去をそのまま星姫と塑羅に話した。
塑羅「なんか…、ものすごく悪い気がする…。」
玲「え？」
突然塑羅が何か言いだすから、私は聞いてみた。
塑羅「友達を作らない理由はともかく、
　　　　　それであんたが両親を失ったってことは知らなかったんだもの。」
星姫「玲先輩は、思ってることを言わずに心の奥深くにしまってしまうんですね…。」
玲「なんで?」
星姫「玲先輩が友達を作らない理由だって、ずっと黙ってたじゃないですか。」
玲「……」
私は少しの時間だけ黙ってた。
玲「実際、真実を告げるって結構つらいものなのよ…。」
塑羅「そうかもしれないわね。
　　　　　でも、何あったのなら、私たちに言いなさい。」
玲「…?」
塑羅「私たちは友達でしょ?」
そのこと言ってもらえて、私は正直うれしかった。
だけど私は過去の事を思い出してうれしさがどこかへ消えていった
玲「でも、そうやって友達だからって言っても、私のそばからどうせ離れていくんでしょ…」
星姫「わかってないですね～。」
塑羅「私たちはあんたのそばから離れては行かないわよ。
　　　　　そのところ、よく覚えておきなさい」
信じていいのかな…?
私から、塑羅と星姫は離れていかないと信じれるのかな…?
玲「ホントに信じていいの…?」
塑羅「本当よ。何?友達を信じれないの?」
玲「ち、違うけど…」



『お母さん、お父さん。天空で私の事を見てますか?

　　空で私の事を見てますか?

　　私にやっと、裏切らない友達ができました。

　　私は幸せに暮らしてるから、

　　心配しなくてもだいじょうだよ…

　　でもこれからも私を天空で見守っててね…』

私は手紙に文章を書いた。
それときれいに封に入れて、両親の部屋に置いた。
ここに来た時に、ちゃんと手紙を見てくれるように――――――――――――――

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～「友達を作らない理由」・終わり
今日中に終わらせました!

次回からのストーリーを考え中です。

もし何かいいネタがあったら教えてください

感想も添えて（ｵｲｗ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by.咲夜

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