~争いのない世界~*友達を作らない理由・中編*
- カテゴリ:自作小説
- 2010/03/27 10:41:29
玲「星姫ー!」
星姫を追いかけて、私は星姫が入って行った教室のドアを力強く開いた。
星姫「あ、玲先輩」
塑羅「ご本人の登場?」
ご本人の登場?まさか、もういったんじゃ…
玲「星姫めー!あとでおぼえてろ!」
人差指を星姫に突き出した
塑羅「それで?理由って?」
玲「私が友達を作らない理由は…」
~玲の過去~
私はある日突然騒ぎを起こしてしまった。
誰かがほかの人の鞄を取ったらしく、8歳のころの私はその泥棒を捕まえようと走った。
泥棒は許せなかった。
あまりにも怒りがおさまらない私は、一般人に魔法を使ってしまった。
その人は私の魔法でい気がない状態。病院で、亡くなったらしい…。
お父さん「一般人に魔法を使うなとあれほど言っただろう!」
玲「ごめんなさい…。」
お父さん「こんな約束を守らない娘はどこかに捨ててやろう!」
玲「捨てる…?いや!お願いだから捨てないで!お願いだから…!」
私は必死にお願いをした。
だけど、家から結構離れた野原に私を捨てられた。
玲「いやだよ…!お願い…!
ねぇ、お母さん!私を捨てないで!」
そういいながら私は夢中になってお母さんの袖の端をつかんだ。
そして数分たって…。
お母さん「お家に帰ろう。玲…」
それだけでもうれしかった…。
でも、その幸せは一生続かなかった。
私が泥棒を魔法で殺してしまった事は、もう学校で広まっていた。
男A『あいつ、魔法出したんだってよ~』
男B『あいつに近寄ると魔法でやられるぞ!』
クラスの男子は、私に近寄らなかった。少しずつ…クラスの女子たちも私のそばから離れて行った。
そのことをお母さんに行ったら、学校に知らせてくれた。
お母さん「うちの娘が学校でいじめを受けてるんです。この生徒を見捨てるんですか?」
先生『…、わかりました。娘さんのクラスの生徒全員に躾けておきます。』
でも私はそれだけではなかった。友達に悪口をよく言われるようになった。
私が一番不幸だなと思った時はこの時だった。
それはキャンプに来た時だった。
黒い布で包まれた男は、私の両親を魔法で殺した。
玲「お母さん…?お父さん…?ねえ、目をつぶってないで起きてよ…。
私を置いて…、死なないでよ……。ねえ、ねえってば!」
ゆさゆさと死んだ両親をゆすった。
でも起きなかった。
玲「いや…嫌だよ……っ!いつも皆はそうやって私を一人にする…!」
ポロポロと涙をこぼしながら私は言った。
玲「いやあああああああ!」
それから1年後、私は学校を退学し、一人でひっそりと暮らしてた時。
大ババ様って言う人と会った。
この人も黒の布を来ていたから、こいつが私の両親を殺した犯人だと勘違いしてしまったけど、大ババ様はそいつに復讐をしたかったら、召喚族の里に来いといった…。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~続く
え~、きのう書いた小説の続編です。
とても前編後編ではうまくはまらないので、中編を入れましたw
どうですか?このシリアスの展開を…
ちょっと悲し目。実は、玲の両親はこの時に亡くなったのです…
今日中に続きを書こうとしてます。できれば。
次回を楽しみにしててくださいね。