それは例えば音箱に隠した雪の欠片
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/03/08 02:37:51
この魔法はいつか解けてしまう予感はあったんだ
雪はいつかは溶けてしまうように
手に触れたら消えてなくなってしまう
そんな儚く脆い君との関係を
誰にも邪魔されないように
見つけられて壊されないように
ずっとずっと大切に小さなオルゴールの宝石箱の中へ仕舞いこんでいたのに…
いくつもの泣き明かした夜を共にしただろう?
一緒にはなれないと、お互いの運命を嘆いた事もあったね
それでも手を触れなければ溶けない君との距離
ずっと、ずっと大切にしてきたんだ、あの日までは…
ほんの少し目を離した隙に奪われたオルゴールの中の宝物
君に掛かっていた魔法は解けてしまったのに
アイツの手の中で君は溶けてしまうことはなく…
ねえ、君は幸せじゃなかったの?
本当は触れられると溶けてしまう僕の事は嫌いだったのかい?
オルゴールに閉じ込めていた僕を恨んでいるのかい?
あの時オルゴールにかくまってくれと言ったのは君の方だったはずなのに…
今はもう、無慈悲なまでに僕を映さないその瞳
僕との想い出を語る事もないその唇
アイツの声しか届かないその耳からは
僕の問いの答えを聞き出す術は一つもない
空になったオルゴールからは
今でも君の歌ってくれたメロディが流れているけれど…
雪はいつかは溶けてしまうように
手に触れたら消えてなくなってしまう
そんな儚く脆い君との関係を
誰にも邪魔されないように
見つけられて壊されないように
ずっとずっと大切に小さなオルゴールの宝石箱の中へ仕舞いこんでいたのに…
いくつもの泣き明かした夜を共にしただろう?
一緒にはなれないと、お互いの運命を嘆いた事もあったね
それでも手を触れなければ溶けない君との距離
ずっと、ずっと大切にしてきたんだ、あの日までは…
ほんの少し目を離した隙に奪われたオルゴールの中の宝物
君に掛かっていた魔法は解けてしまったのに
アイツの手の中で君は溶けてしまうことはなく…
ねえ、君は幸せじゃなかったの?
本当は触れられると溶けてしまう僕の事は嫌いだったのかい?
オルゴールに閉じ込めていた僕を恨んでいるのかい?
あの時オルゴールにかくまってくれと言ったのは君の方だったはずなのに…
今はもう、無慈悲なまでに僕を映さないその瞳
僕との想い出を語る事もないその唇
アイツの声しか届かないその耳からは
僕の問いの答えを聞き出す術は一つもない
空になったオルゴールからは
今でも君の歌ってくれたメロディが流れているけれど…
女は割り切りは早いけど、最近は逆パターンもあったりなかったり!?
より好きになった方が負けなのでしょうか?
>東風様
こ、怖いですか!?(/ω\)
でも、こういうのを書く時はできるだけイメージに近いコーデをさせているので
そうおっしゃって頂けると光栄ですヽ(´-`)ノ
女は割り切りが早いんですよねー・・・(-_-)ウンウン