「寒月の想い人」
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/03/04 20:52:30
ふ と見上げた夜空には
あたりまえのように月が浮かんでいた。
寒月は高くあり ますます手は届かなくなるばかり。
夏より遠のいた姿は 別れたその人を思わせた。
凛と 冷たく存在し
憧憬の対象だった人。
さようならを告げたわたしの憧れ。
高みまで昇りつめた冷たい微笑は
十二分にまで白く輝いていた。
追憶の彼方の人。
閉じた瞼の上に描いた半永久的な美を消し去れば
あなたの分身は雲に隠されていた。
ふ と見上げた夜空には
あたりまえのように月が浮かんでいた。
寒月は高くあり ますます手は届かなくなるばかり。
夏より遠のいた姿は 別れたその人を思わせた。
凛と 冷たく存在し
憧憬の対象だった人。
さようならを告げたわたしの憧れ。
高みまで昇りつめた冷たい微笑は
十二分にまで白く輝いていた。
追憶の彼方の人。
閉じた瞼の上に描いた半永久的な美を消し去れば
あなたの分身は雲に隠されていた。
ありがとー^^
ほめて伸びる子なので嬉しいです♪
鏡音リン@初心者さん>
素敵な返詩と感想、ありがとうございます。
胸に響いてもらえて光栄です。
だけれども確かに
私の中に存在するあなた
もはや想いは届かず
雲に隠されても
確かに存在するあなた
切なく零れる想いが
ひらりとリンの胸にまで
届きました。