五輪フィギュア女子シングル総合(その1)
- カテゴリ:スポーツ
- 2010/02/28 03:02:24
キム選手だけで1000文字超え^^;
ちょっと急用が出来てしまったので巡回できなくてごめんなさい(ぺこり)
1位キム・ヨナ 228.56
巨大なプレッシャーをものともしないパーフェクト演技。
しかもオリンピックという大舞台で。
私はここ2シーズンくらいキム選手のフリー演技には感動しませんでした。
ミスサイゴンまではまだスケートに対するひたむきさが感じられたけど。。。
ノーミスで演技をまとめられるのは素晴らしいと思う。
しかしなんというか。。。
伝統産業工芸展のベテラン職人さんの実演をみているみたいで。
熟練の技、ノーミスすげー、いい仕事してますなぁ。←感想それだけ。
ハラハラもドキドキもワクワクもホロホロもワーイ^^もガーンorz。。。も何もない。
それはきっと演技しているキムさんも同じだったのではないだろうか。
インタビューで彼女はこんなことを言っている。
「ほかの選手が泣くのを見て、いつも何で泣くんだろうと思っていた。自分が泣くとは思わなかった」
高難度ジャンプを小学生の時に習得した同い年のライバルに勝つため、
フィギュアスケート熟練工の道を選んだキムさん。
新採点システムは今回のオリンピックでフィギュアスケートの熟練工を
女子シングルの金メダリストとして選び、彼女の目的は成就しようやく熱い涙が流れた。
キムさんの演技でおぼろげながら見えてきたISUが求めているスケーティング:
すべての要素で一定以上のクオリティーの技をコンスタントに披露できること。
(※但し顔芸込み)
○目を見張るハイクオリティーの技
○他選手がおいそれと真似出来ないような技
○観客にも気持ちが伝わってくる演技
○際立つユニークな個性 ○芸術的な演技 ○情熱ほとばしる演技
それらは今のISUの求めより価値が高くないみたい。
ちなみに上に上げたのは、私がフィギュアスケートの醍醐味だと思っているところw
GOEは技のできばえというより技の熟練度と言うべきでは?
コーチの中でおそらく最も現行ルールを熟知し、
かつて「ミスタートリプルアクセル」と呼ばれ、
大技の怖さも身をもって知るオーサー氏の長期戦略はまんまと当たった。
手段選ばずって感じでこの人大嫌いだけどたいした策略家だ。
ISUの要求通りの滑りでジャッジからとても愛されているキムさんおめでとう♪
#ISUの方向性はやっぱ何か間違っていると思う。
心動かされる何かを持った演技が銀盤から消えたら、
その時私はフィギュアスケートファンをやめるだろう。
(今日やっと録画分を消化したつれあいの言い草:
「なんだ、SP回転不足じゃないか。あれが認定なら安藤のも認めろよw」)
↑
とりあえず大学時代フィギュアスケート部員(但し将棋部と掛け持ち)
>どらあんさん
きっと職人とアーティストの差なんでしょうね^^;
そそ、腰が悪くてビールマンスピンをプログラムからはずしちゃったんです。
キムさんの身体は硬いです。
オリンピックのエキシのイナバウアーはグランプリシリーズのエキシよりも頑張ってレイバックポジションとってます。
けど、観客へのアピール度は乏しいかな。ジャッジのための演技ばかりしてきた選手だもの。。。
キム・ヨナって腰痛を患いましたっけ?
身体、思ったより硬いよね?
エキシビションの演技は・・・イマイチだったと思うけど・・・
>美月さん
日本にはそういう芸当ができる大人はいないですね
スポーツ以外の政治や経済の分野でも^^;
つれあいは本当はゴルフに入りたかったけど丸刈りが入部条件で、
受験時のストレスで10円ハゲができていたので断念w
そしたら友人に勧誘され、なりゆきでそのままフィギュアスケート部に入ることになったそうです。
>onpuさん
これが旧採点方式なら真央ちゃんが金メダルでしたね。
それまでのオリンピックではだいたい見た目の印象通りの順位になっていたのに。
旧採点法のジャッジのほうが芸術鑑賞スキルが高かったですね。
下の映像はジャッジが芸術点オール6.0をつけた演技です。
当時テレビで見てて鳥肌が立つほど感動しました。
Torvill & Dean - 1984 Olympics - Bolero - HQ
http://www.youtube.com/watch?v=t2zbbN4OL98
>シーナ・マルシアさん
実際見てみないとわからないというのは明らかに方便ですw
アメリカNBCの解説者のスコット・ハミルトンも同じようなことを言ってたけどね。
彼が現役時代に出場した世界選手権やオリンピックをリアルタイムで見ています。
小柄ながら最後までスピードが落ちないパワフルな演技をしていた選手です。
ブラウン管ごしでもスピードの違いははっきりわかりましたものw
キムさんをほめる人って具体的にどこがいいって説明してくれる人がいませんね。
わからないので、詳しく説明してくれる人がいたら是非お願いしたいものです。
旧採点方式で芸術点だったものが5コンポーネンツに変わったといいます。
なんで同じことを延々やってるキムさんの5コンポーネンツが天井知らずで高騰していったのか、
それに釣られて一部他選手の得点も上げられているのか?
あと、最終滑走の長洲未来選手の得点が出るまでにものすごく時間がかかっていたのも、
「あれ、きっと辻褄あわせで時間食ってるんだぜw」とつれあいが言ってましたw
キムさん、引退してプロに転向するそうなので、今後はアイスショーで真価が問われることでしょう。
ショーに来るお客さんは目が肥えているから、
他のスケーターのビデオでコピーした付け焼刃の技にはごまかされないでしょうけど。
個性を認めずにこれが理想の滑り方とこれほどまでに決め付けて
しまったら、やがてはみんな同じような演技になってしまい‥‥。
考えたくありませんよね。
例えばジャンプの飛距離やスケーティングのスピードってそんなに大事
なものなんですかね。
よく聞く意見に「TVではあまりわからないけど、キムヨナと真央の
二人の違いはスピードと動きの大きさ。それだけで全体的にキムヨナがうまい」
みたいなことがありますが、
「いきおいつけなくてもこれだけのことができるなんて凄い!」
とかいう評価だってあるべきだし、
見ごたえという面では運動量の多さ、激しさももちろん評価して欲しいし、
体の柔らかさも美しさに通じるものと認めて欲しいですよね。
今回は他の選手でも評価が疑問なものも多く、ホントため息でちゃいますね。
判りやすく書いてあって感激です!
「真央ちゃんのほうがよかったのに
なんでかねー」
って、母が何度も何度も言うんですよ
「採点がそうなってるんじゃないの?」
くらいしか答えられなくて
このブログ、母にも読ませようかな
策略家のコーチとその課題を完璧にこなすキム・ヨナ、、、
この2人の勝利でしたね。。。
真央ちゃんは、ほんっと策略ミスだったと思います・・・今さらですが。。。
旦那様フィギュア経験者??;素敵すぎます!!!><;