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時効の撤廃・延長を答申=人命奪う罪に限定-法制審


 法制審議会(法相の諮問機関)は24日、殺人罪の公訴時効を撤廃し、
傷害致死罪などについても2倍に延長することを柱とする
公訴時効制度見直し案を千葉景子法相に答申した。
政府は答申に基づき、来月にも刑事訴訟法改正案を国会に提出する方針。
6月16日までの今国会中に成立させ、迅速な施行を目指す。

 時効完成の期間について現行法は、(1)最高刑が死刑の罪は25年
(2)同無期懲役の罪は15年-などと、最高刑の重さに応じて定めている。
答申は、殺人など死刑相当の罪の時効を撤廃。
同時に、無期懲役以下の罪についても、強姦(ごうかん)致死(現行15年)や
傷害致死(同10年)など人命を奪う犯罪を対象に、時効を2倍に延長した。
ただ、過失致死に限り、3年のままとした。
改正法施行時点で時効が未完成の事件にも適用する。

 一方で、凶悪犯罪であっても、人命が奪われなければ、時効の延長を見送った。
その結果、強盗や傷害、身代金目的の誘拐などの時効は据え置く。
贈収賄や政治資金規正法違反、詐欺などの罪もそのままだ。 

・・・だそうです。
時効の部分は基本中の基本なので
刑法の基本書をまた新しく買い替えないと・・・。
直すところがここだけならラインでも引いておけば良いけど
多分改版の際にいろいろ他ごとも詰め込むんだろうな~。
やっぱりこの部分試験に出るよね今年か来年には・・・。
あ、刑事訴訟法にも関連するんだね、これ。

アバター
2010/02/26 09:03
ジェクトさんコメントありがとうございます。
時効は逃げている間に犯人が精神的制裁を受けるので
それでかんべんしよう・・・という意味であるのだと読んだような気がします。
あと、公訴時効を伸ばせば必然的に司法の仕事が増えますので
(司法試験の合格者は増えてませんが)
大丈夫なのかなという気になります。
私も基本的に延長はして欲しくないなと思います・・・。

本は冊数が多くなりそうなので改正になってから実際に見て
買うかどうか決めようと思います。
アバター
2010/02/26 08:50
幸達磨さんコメントありがとうございます。
裁判といえども結局は他人が裁くのでいくら死刑といっても
実は無実な人もいるんですね。例えば死刑を宣告されて17年も
務所にいた人とかですね。一応判決が出てから6ヶ月以内に
執行命令書に法務大臣がサインをしなければならない・・・とあるんですが
本当にそうした場合上記の人はとっくに汚名を着せられたまま殺されていたことになるので
死刑執行が迅速すぎるのもどうかなと思います。

ただ年度ごとに見ますと死刑執行者数は年々増えていますので
迅速になりつつあるのかもしれませんね。
アバター
2010/02/25 23:20
あっさり改正されそうだけど、延長にはちょっと賛成しづらいです。
できれば直近の犯罪のほうにリソースを向けてほしいので。

時効期間の変更だけなら、
読み慣れた基本書を買い換えるほどのことではないような気がしますがどうでしょう。
アバター
2010/02/25 21:43
ちょっと、話題は違いますが・・・法律をややこしくすると、法律関係の人が大変で面倒くさいんだから、凶悪犯罪者は長期間留置所等に拘束しておかなくても、全員即、死刑でもいいと思うんですけど・・・。
留置所等に拘束されている人たちの光熱費や食費も税金で支払われてるんだろうし、税金ももったいない気がする。
・・・なんて事言ったら、過激な思想だと思われるんでしょうかねぇ・・・。



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