Nicotto Town


猫脚なblog


「トマシーナ」ポール・ギャリコ 山田蘭 訳


(創元推理文庫) 税別¥860

最近読んでる本です。最近といってもだいぶ経っています。
昨年の秋から私生活がバタバタしていて、
本を読んだり、編み物をしたりどころではなく、
唯一ニコタでの時間があるのが不思議な状況(^^;;

本を読む時間が取れないとストレスが溜まってしまうタイプなのですが。

それはさておき、
「トマシーナ」は、解説の河合隼雄(精神科医師・著作「ねこだましい」にても)絶賛の
猫が主題の小説。

著者・ポール・ギャリコはほかにも猫の小説をいくつも書いていて、
猫によって書かれた猫のための「猫語の教科書」は有名だったりしますが、
わたしが大好きな「ジェニイ」についても、本書の中でチラッとふれています。
続編というわけではないのですが、
流れを汲んでいるような「トマシーナ」にも興味をそそられます。
「ジェニイ」は少年と猫との冒険ファンタジー小説で、
ぜひアニメ化を望みたいほど魅力的な作品です。
ポール・ギャリコは「ポセイドン・アドベンチャー」(タイタニック号をもとにした映画化作品)の
作者でもあるだけに、冒険小説系がいちばん似合うのではと思われる作家なのでした。

「トマシーナ」は「ジェニイ」とおなじく牝猫の名前で、“THOMASINA”が原題。

まだ半分も読めていないのですが、スコットランドの田舎町が舞台で、
マクデューイ獣医と一人娘のメアリー・ルーがかわいがっていた「トマシーナ」、
動物病院にやってくる人々と動物たち、「魔女」と呼ばれるキーパーソン(?)など、
まだまだ伏線が張られていく過程です。

猫ファンタジイと謳われている作品。
どの辺からファンタジイの世界に入っていくのか、
「魔女」(?)が登場、安楽死させられた「トマシーナ」が登場、
これから先が楽しみなところです。
 

#日記広場:小説/詩

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2010/02/12 00:10
★fantaxさん
ありがとうございます^^
キャンティはfantaxさんにもなついたことでしょう。
次回キャンティがどんな反応になるのか、また楽しみです。
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2010/02/11 23:40
キャンティちゃんをナデナデしてきました。
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2010/02/11 06:57
★juzaburoさん
近ごろは猫関係の本ばかり重点的に読んでたり~なんです^^
ニコタに入り浸るようになってからは、ちっとも進みませんけど。
「猫語の教科書」は、猫語で書かれたものを英語に翻訳したというような設定の本で、
薄手の文庫本なので、わりと手軽に読めてしまうと思いますよ。

★みるくちょこさん
「ねこだましい」探してみたんですね~。
いまは絶版になってるかと思ってましたが、文庫化されてたかも。
わたしは図書館で借りて読んだんで、みるくちょこさんちの地元図書館にもあるといいんですけど。
「ねこだましい」は読書案内系の本なんですが、
「トマシーナ」はまた違う作家さんの本です。
ずっと独身でたくさんの犬や猫たちと暮らしてたらしいです、ポール・ギャリコ。

★よいちさん
「さすらいのジェニー」という邦題だったんですか~。
ジェニイはわざわざさすらう人生を選んだいさぎよい猫だったのが魅力なんですよね。
交通事故に遭った少年が猫になってしまって、ジェニイと冒険の旅に出る話です。
長田弘も猫関係の本を何冊も出してますよね。
大橋歩とコラボだったりのとか。
「空飛び猫」シリーズも最初のころのは実家なんで、わたしも読み返してみたくています。
文庫化されてるのをまた集めてしまおうかと思ったり^^;
猫関連本もまだまだ未読本がたくさんあって、探せば探すほどキリがないですが、
やっぱり次々と読んでみたくなりますね^^

★fantaxさん
そうなんですよ。
これから面白くなってきそうなところなんです。
読んでしまうのがもったいないような…でも、集中して読み始めたら
一気にいってしまうのではないかと思います、たぶん^^;
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2010/02/10 22:19
猫のファンタジーは面白そうですね。
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2010/02/10 16:50
やっぱりギャリコは押さえておられましたね~。
なんて偉そうなこと言ってますが、
読んだのはもうはるか昔、中学生の頃です。
最初に読んだのが「ジェニィ」・・・確か邦訳「さすらいのジェニー」だったかと。
ストーリーもほとんど覚えてないのですが、すごく印象には残ってます。
同じ頃読んだのが長田弘の「ねこに未来はない」です。
あー、私も最近ニコタのせいでとんと読書から遠ざかってるのですが、
「空飛び猫」含め、懐かしい本たちを再読したくなりました。
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2010/02/10 15:05
猫話に引き寄せられてきました!
以前つきなさんに紹介してもらった「ねこだましい」をアマゾンで検索していたら色々猫の本が出てきて「ジェニイ」もコメントを読むと面白そうで,とても気になっていました~。
「トマシーナ」はまた別のお話なんですね。この作者さんはほんとうに猫が好きな方なんですね!
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2010/02/10 13:50
へぇ、猫が出てくる小説ってそういえばあんまりお目にかかったことがありませんね。
猫語の教科書って言うのも初めて知りました(; ̄∇ ̄)ノ猫飼ってるのに知らないとは…
今度探して読んでみようかなぁ。ただニコタに入りびたりで、なかなか読書の時間が…www
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2010/02/10 08:48
★キララさん
いえいえ、もうすっかり読書家だなんて域ではなくなってしまってます^^;
もう何年も集中力が乏しくなっていて、短編小説やエッセイ関係の方が
集中して読めるのではと思ったのですが、逆に長編作品の方が没頭できるようです。
本屋さんといっても、ここ数年はブックオフ専門だったり、図書館利用が多いです。
図書館が面白いですよ^^
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2010/02/10 06:33
つきなさんらしい作品ですね!

たまに(まれに)スイッチ入って読書モードになるときもありますが、

最近は本屋さんにも行ってない・・。

読書家のつきなさんを見習いたいです!



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