研究って?(朝76)
- カテゴリ:日記
- 2010/02/05 08:33:16
かなり日があいてしまいましたが,
前回まではビームでお絵かきをする話をしていました.
現在使われているビームの種類は,
光と電子線です.
光は目に見えるものから見えないものまで色々で,
赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の順番でエネルギーが大きくなるのですが,
紫~紫外線が使われることが多いです.
(色の並びは虹と一緒ですね)
また,電子線というのは,
電子を高速で飛ばしてやったものと考えてもらえば良いです.
光よりも細かい加工ができるのがウリです.
前者がフォトリソグラフィ
後者が電子線(EB)リソグラフィと呼ばれます.
だいたいの目安として,
フォトリソグラフィは数マイクロメートル,
電子線リソグラフィは数十ナノメートルの加工ができます.
とんでもなく細かいことができるんだなぁ,というところですが,
昨今のトランジスタサイズの縮小化はこれを超える勢いなのです.
そういった理由で,近年では,
トランジスタの集積化限界,ということがうんざりするほど叫ばれています.
電子線で治療ってのもあるんですねぇ.
こちらも関心してしまいました.
こうゆう使い方もあるんだなぁと関心してしまいました(・д・*)
紫外線は身体に悪くて
赤外線は身体にいい★