研究って?(朝73)
- カテゴリ:日記
- 2010/02/01 08:29:37
小さなトランジスタを作るためには,
リソグラフィという技術が使われているというお話でした.
石版をひっかくような事を書いてしまいましたが,
実際はそんな荒々しいことはやっていません.
現在の技術では,ビームを使うものがメジャーです.
具体的には,お絵かきしたい材料の上に塗料を塗り,
ビームでこれを分解してやって線を引きます.
あとは,描いた線を型にして材料を削ったり,
その上に金属なんかを乗っけたりすればトランジスタができます.
イメージが掴みづらいかもしれませんが,
ビームで分解する作業は写真の現像の話と似ています.
フィルムと同様にポジ・ネガもあって,
ビームを当ててない部分で絵を描く場合もあります.
次回はビームの種類とかについて書こうと思います.
緑色のレーザー光を連続的に出す半導体素子を開発した。すでに市販される赤色、青色のレーザーと
組み合わせれば、携帯電話やデジタルカメラで使える超小型のレーザープロジェクターが実現する。
素子開発で先行する日本企業との間で新市場開拓の競争が激化しそうだ。
開発したのは波長523ナノ(ナノは10億分の1)メートルの緑色レーザー光を出す半導体素子。
窒化ガリウムを用いた。2010年の上期にサンプル出荷し、年末までに製品の生産を始める予定だ。
製品化を明らかにした企業は初めて。
これですよねこれ、、
わかりましぇん