ベタ・スプレンデンス
- カテゴリ:ペット/動物
- 2009/01/16 15:07:18
今回は夏場にビン入りでよく売られているベタについて。
学名はベタ・スプレンデンス(betta splendens)
スズキ目キノボリウオ亜目 ゴクラクギョ科ベタ属。
余談ですけど、極楽魚ってすごいですよね。なんだか。
大きさはオスで全長8~10センチ。半分近くは尾が占めます。メスは5~6センチほど。金魚すくいの金魚ほどの体に、オスは長くて幅広い背びれ、尾ひれ、しりびれを持ちます。メスは色彩的にはオスに劣りませんが、ひれがオスの1/6程度。
縄張り意識が非常に強く、オスは同種同士では激しく戦います。
メスではオスほどではありませんが、やはり同種に対してはやや攻撃する傾向があります。
色は赤、白、クリームイエロー、メタリックブルー、メタリックターコイズ、黒、、マーブルなど。最近は中間的なパステルカラーのものも居ます。
splendensにはbrilliantの意味があります。すばらしいとか、輝くようなといった意味。まさしくその名にふさわしい、美しい魚です。
タイでは闘魚といって、ベタ同士を闘わせる競技も盛んです。
歯も何もないように見えますが、勢いをつけた突きが決まると、ひれはざっくり、鱗もごっそりむしるパワーがあります。
生息地が水の浅い、あまり綺麗な水環境ではないたまり水なので、あまり水質もうるさくありません。水温も7~34度くらいまで大丈夫です。
広い水槽(45や60)で飼育すると、あっという間に消耗し、数ヶ月で死んでしまいます。1.5リットルのプラケース、小ぶりの金魚蜂など、小さい容器の方が元気で長生きします。狭いことにストレスは感じない様子。
あまり派手に泳ぎ回らず、のた~~っとした感じです。
好奇心は結構あるようで、じっくり何かを見ていることもあります。
えさをやっていると、割とすぐなれ、顔を見てえさをねだったり、エサを手から与えたりも出来ます。
跳ねる力があるので、フタはあったほうが良いですが、ベタ属も含め、キノボリウオの仲間(アナバンテッド)は、空気呼吸器官(ラビリンス器官)を持っており、空気が吸えないと溺れてしまうので、空気は確保しておかないとです。
オスがアワで巣を作り、子育てをします。
繁殖をさせたことがありますが、まずは見合いをさせて気が会う同士でないとダメです。うまが合えば、メスの産卵後、稚魚が自力遊泳し、餌をとれるようになるまで、かいがいしくオスが世話をします。
メスは産卵だけして、どこかへいってしまい、子育てはしません。
ヘタをすると、産んだ卵を食べてしまうので、産み終わると大抵の場合は、オスがメスを追い払います。
ウチでの繁殖例では、メスも卵を泡巣につけるなど、多少手伝いをしてました。そのあとメスだけ隔離しましたが。
そのあと子供たちが300匹ほど孵り、えらい大変でしたw
いや~、魚にしろ鳥にしろ花にしろ、縁のない方には?だと思います。
わたしもTVなんかほとんど?ですし。
タツノオトシゴは海水魚ショップで売られていますけど、飼育は難しい部類に入るようですよ。
プランクトンしか食べないので、ブラインシュリンプを常時用意しないといけないみたいです。
動かない魚ですよw
ちなみにサボテンは、世話しすぎると枯れますよ^^
(鮮やかで色のキレイな魚ちゃんだわ)
まったく存じませんでした。
というか、魚系はまったくの無知な人間なもので。
唯一、タツノオトシゴだけは好きです。
タツノオトシゴも、雄がお腹に稚魚を入れて育てるんですよね~。
飼ってみたいなぁとは思いつつ、
サボテンを枯らしたような、育てるのが苦手な人種なので、やめておきました^^
ひれが大きいのと、もともとあまり深い場所に居ないので、狭い方が良いみたいです。
ガラス瓶用のヒーターもあるようなんで、そんなのを使うのも手かな。
飼ってみると、案外丈夫なもんですよ。
小さな容器で飼育できるなら、どこかにスペース作って
飼育してみるのも良いなぁ…色はメタリック・ブルーを狙うかなー。
もうちょっと勉強して、色々な知識を身につけてから、ですね(^^;
ホームセンターや園芸店でも売られていますね~。
結構初心者向きかなと思いますよ~。あまりうるさくないし。
一気に読めたんでしたら、嬉しいです。
とても、興味深く拝読させていただきました。
長文のブログは、途中で読みたくなくなる時もあるが、
フランカーさんのは一気に読めて面白かった。
次回作も、期待しています。
熱帯魚で、卵を産むタイプは結構多産なのが多いです。
子供のうちはケンカしないので、1水槽でまとめですから、そんなに大変でもないんですよ~。
グッピーは、今飼ってますよ~。15年系統維持してます。
鰹節のにおいw何のエサだったんだろう?
>katieさん
インディペンデンス・デイですかw
大きい熱帯魚屋さんだと、あらかじめお願いしておけばひきとってもらえたりしますよ。
ハムスターは結構共食いしちゃうケースが多いですね。
魚の名前だったんですね!╹◡╹)ノ
ハムスターの場合は、生まれた赤ちゃんをほっとくとオスが食べてしまうので
すぐ隔離しなきゃなんですが、ベタ・スプレンデンスとやらは逆なんですね。
見てみたくなったので、あとで画像調べてみます❤❤
そうか、引き取ってもらうんですね。でも、それまでも大変なのでは?
小学校のとき、教室でグッピーを飼ってた事がありました。
そのエサが、カツオぶしの様ないい匂いだったなぁ〜〜(笑)
1.5センチまで育てて、熱帯魚屋さんに引き取っていただきましたよん。
生き物が好きなので、自然と詳しく(半端だけどw)なったんですよ~
>がるさん
アベニーパファーとはまたマニアックなw
フグ系は愛嬌があって可愛いですよね~
コリは白コリ?
>ふらびおさん
こういう生き物好きなのですよ~。
白めだかもシンプルですけど良いですよね。ヤマトヌマエビも丈夫なのでお勧め。
ミナミヌマエビならも少し小さいし、ちゃんと小エビの形で生まれるので、繁殖も出来ますよ。
ただ、甲殻類は蚊取りに弱いのが難点かなあ。
>Rinさん
いえいえ、好きなのでいろいろ調べただけですよ~。
なんとなく覚えます。でも買い物はメモしてっても買い忘れる困ったチャンwww
>シャバダバダーさん
金魚にだとサイズが同じくらいだから威嚇するでしょうねww
うちのオカメインコにも威嚇してますよ。
でも、それで死んじゃうことはないので、原因は別だと思いますよ。
ショウベタは一日数回、鏡や他のベタを見せてひれを大きくするんだそうですから。
>りんりんさん
面白い魚はいろいろいますよ~。
そのうちまたご紹介します~
手軽に飼えるのがまた良いです。
魚って、本当に色々あっておもしろいですね^^w
それが面白くてひっきりなしにやってたらクタバッタ・・・・ナム~
どこにこんなに知識があるんだかと、いつもビックリさせられます。
読むと楽しくて、愛も感じるし・・・生き物との交流、いろいろしたくなっちゃいますww
あいかわらずの博士ぶりですね^^
フランカーさんのブログ読んでると、読みながらその動物を可愛く思い初めている自分に気付いたりで
びっくりです☆なんなら鶏飼ってみたくなったり^^;
今僕は自宅の睡蓮鉢に白メダカ飼ってますが、『ヤマトヌマエビも入れたい…』という衝動と戦ってます^^;
しかも睡蓮鉢から水槽に移して眺めながらウイスキー飲みたい^^
すごい!その子供たち、どうしたの?!
フラちゃんは、生き物に詳しいクマね~★